ばぶ-25 ページ27
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そして、5月6日……
今日はいよいよ因縁の相手である烏野との練習試合。
音駒の姿を見つけると澤村は集合!と号令をかけて音駒の前に整列した。挨拶をし終えると日向は孤爪に駆け寄る
日向「研磨!」
孤爪「あ……」
日向「ね、ね、ね、音駒だったの!?」
孤爪「あ、うん」
日向「なんで教えてくんなかったんだよ〜」
孤爪「だって聞かれてない……」
日向「でもお前最後に "またね" って言った!」
なんて話していると絡まれてると勘違いした山本が割り込んでくる。
山本「ヘイヘイヘイ、うちのセッターに何の用ですか」
孤爪「ちょっと……」
日向「ごっ、ごめんなさ……」
山本の怖い顔に真っ青になる日向。そんな日向を助けようとまた怖い顔した田中が割り込む。
田中「そっちこそ、ウチの1年に何の用ですかコラ」
山本「なんだコラ」
田中「やんのかコラ、シティボーイコラ」
ややこしくなってしまった空間に3年の菅原と夜久が仲裁に入る
菅原「"やんのか" ってやるんだろこれから試合なんだから。あとシティボーイとかやめろ恥ずかしい」
夜久「山本、お前すぐ喧嘩ふっかけるのやめろ。バカに見えるから」
なんて言われてしまって凹む二人。
すると急に山本がはぅあっ!?と声を上げた。山本の視線の先には黒髪メガネの美人がいた。目が合うとペコっと会釈されて山本のハートは打ち抜かれる…
山本「じょっ……マネッ……美っ……うぉ、あぅっファァァァ!!!!」
犬岡「やった!女子マネージャー居た!ハーゲンダッツゲット〜!」
犬岡と芝山は嬉しそうにハイタッチをした。
山本「おぼえてろよぉおおおお!!」
芝山 犬岡「「あっ!猛虎さん逃げないで!」」
泣きながら立ち去る山本。田中は訳がわからず困惑していた。
が……
トンっと背中に軽い衝撃が。振り返るとおでこを抑える小さな女の子。
田中「す、スミマセ……ッ!?」
女の子が顔を上げると田中はピシリと固まってしまう。
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黒尾ファン - コメント失礼します!!!!この作品結構前から読んでるんですけど、忙しくててコメントが出来なかったので今コメントさせていただきます。この作品私は、大好きです、疲れたときとかに見ると気持ちがニコニコしてドキドキして一日が楽しくなる、これからも頑張れ!😁 (4月1日 9時) (レス) @page41 id: 13c9948002 (このIDを非表示/違反報告)
ぴゃ - 面白すぎて、夜中なのに爆笑してました!!無理のないよう、更新頑張ってください!続き楽しみに待ってます! (4月1日 2時) (レス) @page41 id: 4925810de2 (このIDを非表示/違反報告)
ピンス(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!!続きが楽しみにしてます!更新頑張ってください‼︎ (3月30日 20時) (レス) @page37 id: a7fb103bed (このIDを非表示/違反報告)
ゆめぬし〜 - バブ可愛すぎます🤦♀️ママになりたい(( (3月26日 0時) (レス) @page30 id: 87ace5bfb7 (このIDを非表示/違反報告)
五十鈴(プロフ) - 需要ありすぎ海くんほんと感謝😭 (3月24日 13時) (レス) @page28 id: 8926da2068 (このIDを非表示/違反報告)
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