優しいね ページ19
店内に入ってゲーセンまで移動
流石に店内は下ろしてもらい、手を繋いで歩く
黄瀬君を見上げるとさっき見た
何か言いたそうな顔になって口を開いた
「ねぇAっち、なんでまたそんな事やってるの?
誰に作ってって言われたの?
Aっちが頑張る必要ないっスよ
この買い出しだってさ…
自分の時間使ってまでしなくて良いはず
まぁ、買い出しがあったから
こうやって一緒に居られるのはラッキーなんだけど」
ぎゅうっと私の手を握る黄瀬君
心配してくれるんだね
「ありがとう、気遣ってくれて
まぁ、料理を作るのは好きだから、特にキツくはないの
その為に一年料理を学びに行ったから
あの頃だって、多少文句も言っていたけど
作って振る舞う事は楽しかったのよ?」
繋がった手にもう片方の手も添えて
ニコッと笑って見上げる
「それに、皆が楽しそうに食べているのを
見るのも好きだったし」
(あの頃の様にまた...)
最後の言葉は声にせず顔を少し下げると
黄瀬君がしゃがんで私の手を取り見上げて
「そんな顔しないで
また皆で騒げる日が来るっスよ
Aっちのご飯があるって言えば
皆飛んでくるっスよ!
だって....Aっちは...」
黄瀬君がへへっと、笑いながら
私を慰めてくれている言葉の途中で.....
背後に何かがゆらめいた
「あ」
次の瞬間
黒君が黄瀬君の首に腕を回して締めていた
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リィ(プロフ) - 自己満足小説ーまだまだ続くよーこれから愛されパターンいくよー (6月26日 20時) (レス) id: 0ecfda90a5 (このIDを非表示/違反報告)
リィ(プロフ) - やばいやばい!これ7になっちゃう!合宿まで遠い! (6月23日 14時) (レス) id: 7007efdeb2 (このIDを非表示/違反報告)
リィ(プロフ) - このお好み焼き屋さんのお話し好き (6月16日 12時) (レス) id: bc2ffe0567 (このIDを非表示/違反報告)
リィ(プロフ) - 日常....早く日常を書ける所まで進まねば! (6月14日 23時) (レス) id: bc2ffe0567 (このIDを非表示/違反報告)
リィ(プロフ) - 私の語彙力と文章力は低下したなぁ〜やはり書き続けないとなー頑張ろー (6月12日 17時) (レス) id: bc2ffe0567 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リィ
作成日時:2023年5月25日 14時