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第百十一話 ページ19

るぅとside


はぁ…


今日何度めか分からないため息をつく。


僕にとってスマホって神より上の存在だったことがよくわかった。


いっそのこと開き直ってスマホ無くても良いから海愛を拝みたいな…

海愛来ないかなぁ…




でもあの子は、人気者だろうし来るわけないよね…




机につっぷしていると、肩をつつかれた。


「あの〜…妹さんが呼んでるよ」


話したことがないクラスメートだった。


い、いま…なんて?


「妹?」


ク「妹さんですけど。」




妹って…まさか海愛?!


噂をしてれば本人が来る、みたいなこと聞いたことあるけど本当だったんですか?!




僕は椅子から勢いよく立つと、走って教室を出る。


「みぁ――」







いいかけて、口を閉じた。







そこにいたのは、僕似の綺麗な黄色い髪の女の子じゃなくて









さとみくん似のピンクの髪をしたむすっとした顔の女の子がいた。





「…A」


『海愛じゃなくて悪かったね』



いつも以上に不機嫌そうな顔のA。



僕は海愛じゃなかったことに心から落ち込んだ。


やっぱり神様は居ないんだ…?





『そんなガッカリされたら気分悪いんですけど。』



Aはそう呟くと、握っていたものを差し出した。




黄色いカバーのスマホ。






「えっ。僕の」




『忘れてたから持ってきてあげたのに。
次から二度と来ないから』




「来なくていいですけど。
まぁ…今日のところはありがとうございます」




持ってきてくれた相手にそんなこと言う僕も素直じゃないなぁ。




『うっざ。』





Aは僕を凄い目で睨むとすぐに去っていった。









…だからAに嫌われるんだよなぁ




―――

シーズン4も殿堂入りありがとうございます!


私たち二人とも絶賛テスト期間でして…


来週までは二日に一回更新になるかと…



ご迷惑をおかけします_(..)_

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Mika - 早く続きがみたいです!大変だろうけど頑張ってください! (2023年3月21日 21時) (レス) @page33 id: 3eb2e7b156 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - この作品本当に今まで見た中で1番好きなんですよ!私が占ツクで1番最初に見た👀作品なんでね!ゆっくり自分のペースで頑張ってください🙇♀ (2022年4月28日 17時) (レス) @page33 id: 78119c2f42 (このIDを非表示/違反報告)
瀬那 - この作品すっごく面白いです!続きが更新されるの待ってます!頑張ってください!! (2022年4月5日 3時) (レス) @page33 id: 9e4189e673 (このIDを非表示/違反報告)
藍梨(プロフ) - すっごく面白いです!この作品に引き込まれるように読んでしまいました!続き頑張ってください、応援しています!あの...イメ画書いていいですか? (2022年1月9日 9時) (レス) @page33 id: 42bd1ecc91 (このIDを非表示/違反報告)
るるん - 初コメ失礼します!このシリーズめっちゃ好きで、何回も読んでます!続きが更新されるのを楽しみに待ってます!無理のない程度でがんばってください!! (2021年10月29日 2時) (レス) id: a347cde370 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:杏芽&Gumi♪ x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年4月29日 16時

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