[stpr]お兄ちゃんなんか、嫌い。〜forth season〜

第百五話 ページ12

もあな「ここが、寝室」

二階の一番奥の部屋。
お父さんの趣味なのか、寒色系でそろっててなかなかお洒落だ。



『綺麗にしてるじゃん』


もあな「…ありすの布団どれだと思う？」



もあなちゃんに尋ねられて、近くまで行って観察する。



その間、約5秒



『これだね』
もあな「正解」



見つけかたのコツは簡単。

この布団だけやけによごれてるから。




『鼻血の痕に、おもらしの痕に……
これありすちゃんしかいないでしょ』



もあな「いくら洗ってもね、汚しすぎてもう消えないの」


なにやってんだ





もあな「次、二階のトイレ」


もあなちゃんに案内された二階のトイレは、日当たりが良くて、白くてめちゃくちゃ綺麗だった

いい匂いがするやつもおいてあるし



便座にもお洒落なカバーついてて、好印象。




もあな「あっ！見ないで」


『ええ？！』



もあなちゃんに目隠しをされたと思ったら、トイレの水が流れる音がした。




『え』


もあな「誰だよ最後に使ったやつ。流してない」



なんだ、このグダグダ家族。

しっかりしてください……




ホムペ作らせていただきました
良ければご覧ください…
出来るだけ優しい言葉遣いをしたと思ってます

害悪さんについて

良ければ拡散お願いします(((沈め

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