お付き合い前提に結婚しましょう！！！【月島蛍】

第９話 ページ9

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『 ２日目の月島くん！！！おはよ！！！ 』


「 寝かせたカレーみたいな呼び方やめてくれない？ 」





朝から元気だね、と言いながら私の横を通り過ぎていく月島くん。

君は朝から綺麗だね！！！！！！！！！


全速力で追いかけて自分の席に座ると、

はあってめちゃくちゃ深いため息吐かれた。つら。





「 早く席替えないかな 」


『 ハア！！？私から離れるとか許さんし！！！ 』


「 過保護の域超えてるデショ… 」





いやこれは過保護ではなく愛情という名のものでして……


とか月島くんに語りかけてたら

ヘッドフォンつけて小説読み始めた。無視つら。



むう、と口を膨らましながら前を向く。

月島くんがヘッドフォン外すまで英語の予習でもしとくか。いや待て、写真撮っとこ。


振り返ってパシャ、と盗撮すると

スマホがヒョイっと抜き取られた。




『 ぬぁっ！！ 』


「 盗撮は犯罪デス 」




そう放つと美貌の塊の写真を削除。

なんて無惨な…！！鬼舞辻月島無惨って言うぞ！！


いやそれは違う漫画の悪役だ！！！！

著作権だ！！！！すみませんみんな忘れて！！！





「 盗撮なんてしなくてもさ 」




ぐうう！！と歯を食いしばっている私に

月島くんがそう言いながらスマホを渡す。




「 普通に、一緒に写真撮ろうって言えばいいのに 」









『 は？ 』




月島くんの発言に間抜けな声が漏れた。


え、待って今なんて言ったの？？？

一緒に撮ろうっていえば良いのに？？？え？？？？

ってことは言えば一緒に撮ってくれるの？？？

ツーショがゲットできんの！！！！？






『 いいの！！？ 』


「 いいけど 」


『 はーーーーーお願いしますッッッッ！！！！ 』









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