お付き合い前提に結婚しましょう！！！【月島蛍】

番外編９話 ページ31

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『 何って告………アッ 』




ばっと口を押さえるA。可愛いです連写したいです

そう思いながら僕は「そう言えば言ってなかったね」と呟いた。


Aは「え？」と顔を上げる。

期待しているような表情で。




「 付き合ってください 」




シンプルな言葉。

こうなるならシミュレーションとかしとけば良かったな


でもそんな心配はいらず。

すぐにAは「え、ちょ、は」とテンパり始めた。

そして目に少しだけ涙を溜めて頷く。




『 喜びます……！ 』

「 喜んで、でしょ普通 」



どこまでも変人すぎるなこの子

まあ馬鹿な子ほど可愛いっていうしね。



「 ていうかさっきAから言おうとしてたでしょ 」

『 だって言わないとただの両思いじゃん！ 』

「 こういうのは男が言いたいの 」



ね？と首を傾げてみれば

Aはノックアウト。Aって僕が何しても一回死ぬ説あるよな。



『 罪な男だね月島くん…… 』

「 馬鹿なこと言ってないでよ、置いてくからね 」



ムード壊しすぎ！と叫ばれたが別に良い。

だって僕らには甘いムードなんて似合わないでしょ。

この温度が心地いいんだ。



「 ……好きだよ 」

『 ガッッッ！！そういうこと言う時は言って！？録音するって言ってんじゃん！！！ 』

「 じゃあ言うね、大好き 」

『 早い早いスマホのロックまだ解除できてないの！！！ 』

「 愛してるよ 」

『 待ってなんでそんなことばっか言うの好き！！！ 』









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月島くん編終わりです、、、
次回からはしっかり番外編(^O^)


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