お付き合い前提に結婚しましょう！！！【月島蛍】

第２０話 ページ20

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『 付き合ってください！……うーん、付き合おう！違うなあ…… 』


「 何やってんの… 」





あっという間に放課後(ご都合⭐)

体育館裏で告白の練習してたら、部活終わりの月島くんがやってきた。





『 何って、告………アッ 』




これはさっさとバラしたほうがいいのでは？？

いやでもタイミング無視しちゃ駄目か？？


口をすぐさま塞ぎながら次のフォローのひと言を探していると

月島くんが思い付いたように「あ」と声を上げる。



その声に反射的に顔を上げた。




「 そう言えば、いってなかったね 」


『 え？ 』




何を？と聞き返そうとした時、月島くんの顔が緩む。

え、その顔＿＿＿＿＿＿









「 付き合ってください 」




シンプルに、淡々とそう言われて感動が込み上げる。

つか何さっきの顔。初めて見たよ？？イケメンだぞ？？


溢れる興奮を噛み殺して、私は大きく頷いた。





『 喜びます……！！ 』


「 喜んで、でしょ普通 」





何その報告、と笑われるが全然悪い気はしません。むしろもっと笑ってもろて(※変態)





「 ていうかさっきAから言おうとしてたでしょ 」


『 だって言わないとただの両想いじゃん！ 』


「 こういうのは男から言いたいの 」





ね？と首を傾げられればクリティカルヒット。

殺す気ですかホントにびっくりだよお前さん。


まじもう優しく触れていいですか死んできていいですかレベル。

はあしんど、心臓しんど！！！！！





『 罪な男だね、月島くん 』


「 馬鹿なこと言ってないでよ、置いてくからね 」


『 ねえムード壊しすぎだよ！！？ 』






キリがついたのでこのお話はここまで。

好きな人への猛アタック推奨の小説でした。









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FIN




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