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貴族の子供 ページ5

□オーターside










オーターとAは古くからの知り合いだった









マドル家とヴェルメール家は古くから関わりが多く、共に優秀な魔法士を輩出する名門貴族であった。





その関係は友人や相棒等の綺麗なものでは無く、ライバルとも言い難い因縁のようなもの。何故そんな関係なのかは今となっては誰も知らなければ、誰一人気にしていなかった。






マドル家__いや、この両家では相手の家のありもしない悪評や噂を物心つく前から教え込まれ、最早遺伝子レベルで嫌悪する程にされていたからである。












それは、オーター・マドルも例外ではなかった










最初は疑問に思っていた。証拠もなければ会ったこともない相手の事を何故ここまで知っているのか、と。








しかし、ヴェルメール家を両親や使用人に問えば「あんな家」から始まる様々な暴言や更には「人の形をした悪魔」と決まり文句のように言われていたため、いつしかオーターでさえも相手家を無意識に人と認識しなくなってしまったのである












____そんな時、Aに出会ったのだ











魔法の練習をするため家から離れた森へ行っていた日のことだった。







親からの愛に飢えている事すら忘れるほど、神覚者になるべく幼いながらに砂について研究していると、後ろから小さな足音が聞こえてきたのである。





が、オーターはそんな事気にせず黙々と砂に触れ続けている









『___砂を操る魔法なんですか?』









自分と同じくらいの、幼い子供の声。しかしその声には幼児特有の舌足らずさは無く、凛と張っていた





オーターはゆっくりと後ろを振り返りその声の主である幼女の姿を確認すると、再び砂の方へ視線を戻した








「__そうだ」







気さくに話しかけられた言葉に対し短い二文字




無関心で可愛げのない子供とこの一言で伝わってしまうほど、同年代の女の子に対してはあまりにも冷たい返しだった





けれど、これでもオーターは優しく返したつもりである。本当なら、無視するか邪魔だと言ってあしらうかの二択だったのを、態々相手を一度見てから言葉を返したのだから

奇跡の存在→←ツンデレは至高



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あやなみ。(プロフ) - きぬ田さん» 有難うございます、此方こそずっと会話できたらなと思ってます。これから宜しくお願いいたします。 (3月17日 18時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
きぬ田(プロフ) - あやなみ。さん» こちらこそよろしくお願いします!お話出来る人がいて嬉しいです!ボードも作ってくださりありがとうございます! (3月17日 18時) (レス) id: f1e01a76a5 (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - きぬ田さん» わぁ!よかったです!あのそこで会話しましょう!ボード返事とかもお待ちしています、これから宜しくお願いします。 (3月17日 18時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
きぬ田(プロフ) - あやなみ。さん» 本当だ!来てました!ありがとうございます〜沢山話しましょ! (3月17日 18時) (レス) id: f1e01a76a5 (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - きぬ田さん» あのきぬ田さんのボードに返事もう送っておりますのでそこで会話しましょう。通知とか来てると思うのでご確認お願いします。 (3月17日 18時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きぬ田 | 作成日時:2024年1月28日 22時

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