優しい罪を償って ページ35
□
「＿＿＿男前が足りないぞA！」
『ライオさん……』
後ろから声をかけられ振り返る。男前が足りないってなんだ
「……さっきのは大分大胆に出たな」
『あ、やっぱり聞いてました？』
カフェの外から誰かに監視されているような気がしていたのだが、矢張り聞かれていたのか
防音も店内のお客さんには効いたんだけど
「あれじゃまるでAが悪のようなものだ」
『良いんですよそれで。わざとです』
「ふむ…わざとか。男前なお前の事だ、あの少年の道を正そうとしたんだろ」
『えぇ。病等ではなく恨みの矛先が明確なければ彼は妹の為に道を間違えてしまいそうだったので』
負の感情というのはぶつける場所が無ければ自分の中で爆発し自身にも周りにも被害がいってしまう。そうなるのはなんとしてでも阻止したかった
「それでその相手になった、か」
『…少なくてもこれで私以外の人を必要に傷つけないでしょう。利用する事はあるかもですけど』
「病等という漠然とした敵には己を心身共に削り恨んでしまうからな……。その強い意志だけは男前だったと認めよう！
だが矢張りあれではA、お前が辛くなるぞ？」
『この程度じゃなりませんよ』
「さらっと闇が深いこと言うな……」
彼の愛は眩しくて私には毒だったけれど、妹ちゃんにとって暖かいのだから、あのまま妹を助ける為元々の自分を曲げてしまったら悲しむのは彼の最愛である妹ちゃんだ。……それがなんだか私には見過ごせなかった、ただそれだけだ
あの闇オークションを運営しているのは家の老害だし正直私はあの事に関与していない。オークションの記録を残す為に私の記憶力が利用されたから薬の情報が私にも分かったのだ。
記憶力が利用されたというのは、老害の中にいる奴等の固有魔法である記憶干渉と現実改変系によって私の脳内にある呪いによって出来た［無限図書館］にその記録を入れたのだろう。
じゃあ恨まれ役に老害を使えば良いって？それは無理。契約で私が彼奴等に逆らう事が禁じられてるから。今回のやつもその規約のギリギリを攻めた結果だ
「契約……それさえ無ければオレが＿＿」
『大丈夫ですよライオさん。私強いんで』
親を説得して(無理矢理)私を神覚者選抜に出場させてくれた貴方に、これ以上力を借りられないんだ
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あやなみ。(プロフ) - きぬ田さん» 有難うございます、此方こそずっと会話できたらなと思ってます。これから宜しくお願いいたします。 (3月17日 18時) (
レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
きぬ田(プロフ) - あやなみ。さん» こちらこそよろしくお願いします！お話出来る人がいて嬉しいです！ボードも作ってくださりありがとうございます！ (3月17日 18時) (レス) id: f1e01a76a5 (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - きぬ田さん» わぁ！よかったです！あのそこで会話しましょう！ボード返事とかもお待ちしています、これから宜しくお願いします。 (3月17日 18時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
きぬ田(プロフ) - あやなみ。さん» 本当だ！来てました！ありがとうございます〜沢山話しましょ！ (3月17日 18時) (レス) id: f1e01a76a5 (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - きぬ田さん» あのきぬ田さんのボードに返事もう送っておりますのでそこで会話しましょう。通知とか来てると思うのでご確認お願いします。 (3月17日 18時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きぬ田 | 作成日時：2024年1月28日 22時
