落ちぶれてない ページ23
□
「……つまりお前はイーストンの教員になるのか？」
『まあ簡単に言えば』
「貴様のような巫山戯た格好をした奴が教員になれるほど、イーストンは落ちぶれていないはずだが」
『失敬な、証拠くらいありますよ証拠くらい』
そう言って私は疑いながら先程と同様睨み見下ろすイケメンくんを横に懐からとある身分証明カードを取り出す
昨日貰った資料と共に同封されていた此れは謂わばイーストンの関係者である事を示す物らしい。これを見つけた時はそもそも私に拒否権など無かったのか…と悲しくなったよね
このカードに書いてあるのは本当に少しだけ。イーストンを示す校章と役職のみである。カードに名前すら書いていない事に真逆ここまで救われる事になるとは思わなかった
まじでなんでこのローブにこれを入れたのか分からないけど、過去の私よくやった
『ほら。因みに言っとくけど、私は未来予測の魔法を持っていなければ態々こんな物を偽装として作るほど器用じゃないから』
仮面の中でドヤ顔をしているのに勘づいたのか、目の前の顔面国宝の表情は更に険しくなっていく
ま、これは疑う余地がないほどの本物だからね。そもそもこれは、シンプルな内容に反して部外者が偽造出来ないよう複雑な見た目なのだ。
だからこそ彼は、先程の言葉である「貴様のような巫山戯た奴がなれるほどイーストンは落ちてない」的なのをケチもつけられずに撤回しなくてはならないのが不満なのだろう
しかし過ちを犯すのも、そしてそうやって意地を張るのもまた若さ故の特権だ、お姉さんは何も言わないよ
長い沈黙が流れる中、そんな事気にせず脳内で茶番を繰り広げていると、彼の口が重たく開かれていった
「………お前が勤められるほど、イーストンは人手不足なのか？」
『流石に失礼じゃない？』
イーストンは落ちぶれてないって言ったの君だよね？
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あやなみ。(プロフ) - きぬ田さん» 有難うございます、此方こそずっと会話できたらなと思ってます。これから宜しくお願いいたします。 (3月17日 18時) (
レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
きぬ田(プロフ) - あやなみ。さん» こちらこそよろしくお願いします！お話出来る人がいて嬉しいです！ボードも作ってくださりありがとうございます！ (3月17日 18時) (レス) id: f1e01a76a5 (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - きぬ田さん» わぁ！よかったです！あのそこで会話しましょう！ボード返事とかもお待ちしています、これから宜しくお願いします。 (3月17日 18時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
きぬ田(プロフ) - あやなみ。さん» 本当だ！来てました！ありがとうございます〜沢山話しましょ！ (3月17日 18時) (レス) id: f1e01a76a5 (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - きぬ田さん» あのきぬ田さんのボードに返事もう送っておりますのでそこで会話しましょう。通知とか来てると思うのでご確認お願いします。 (3月17日 18時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きぬ田 | 作成日時：2024年1月28日 22時
