時の流れは速い ページ17
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数時間に渡る長い…まーじで長い説教が終わり、その後も終わりの見えない書類作業をこなしていると、いつの間にか定時はとっくに過ぎており、月がデカデカと街を照らしていた
今何時だろ……
机の端に置いてある時計を見れば、二つの針が丁度真上で重なっていた
まじかよ
けどこの量の書類来週までに終わらせないとやば＿＿＿あ、そうじゃん。私クビになるんだった
え？つまり今週耐えたらもうこの地獄から抜け出せるってコト！？
なにそれ最高じゃん。ウォールバクさん様様だわ
さっきまでの沈んでいた気分が嘘のようにぱぁと明るくなる。なんだろ…、仕事がなくなるだけで心がこんなに明るくなるのね、人とは悲しい生き物だわ。
もうこれを機にニートになろうかな。誰か私をヒモにしてくれる……じゃなくて、養ってくれる人ー
…………返事がない、まるで屍のようだ
ふふふと、脳内でそんな茶番をしてたら謎にツボって小さいが笑い声が出てしまった。
さっきまで死んでた奴が急に笑うとかシュールだな、と頭では何処か達観してそう思えたが、矢張り一度ツボると中々抜け出せない
.
.
って、いかんいかん。こんな事してる暇あったり早く帰らねば。夕飯どうしよ……もう無しでいいかな
そんな事を考えながら慌てて帰りの支度をする。季節はまだ春と言うには肌寒く、深夜のこの時間にはまだまだ上着が必要そうだ
鞄を持ち、最後にトレンチコートを羽織れば完成。A・ヴェルメール帰宅服varだ
ガチャリ、と速攻で魔法修理した扉を開ければ、一気に解放間が私の体を撫でる
いいねこの感覚
途中通った研究室では、ツララちゃんがなにかを見ながらレポートを書いている姿が見えた。そういえば最近、新しい魔法細胞が見つかったんだっけ
忙しそう……私のこの仕事がツララちゃんにもいくって考えると心苦しいな
………カルドさん多めにしてとか頼めないかな。さっきのやつ、絶対私じゃなくてカルドさんの方が悪いと思うんだけどぉ
くだらないそんな事を考えていれば、もう魔法局の出口の扉前に来ていた。時の流れは速いねぇ
外、寒いだろうな
少し身体に覚悟を決め、ゆっくりと扉をくぐる
すると矢張りツンとした寒さが私の鼻を突き刺した
＿＿＿＿クビになるまで、あと五日
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あやなみ。(プロフ) - きぬ田さん» 有難うございます、此方こそずっと会話できたらなと思ってます。これから宜しくお願いいたします。 (3月17日 18時) (
レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
きぬ田(プロフ) - あやなみ。さん» こちらこそよろしくお願いします！お話出来る人がいて嬉しいです！ボードも作ってくださりありがとうございます！ (3月17日 18時) (レス) id: f1e01a76a5 (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - きぬ田さん» わぁ！よかったです！あのそこで会話しましょう！ボード返事とかもお待ちしています、これから宜しくお願いします。 (3月17日 18時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
きぬ田(プロフ) - あやなみ。さん» 本当だ！来てました！ありがとうございます〜沢山話しましょ！ (3月17日 18時) (レス) id: f1e01a76a5 (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - きぬ田さん» あのきぬ田さんのボードに返事もう送っておりますのでそこで会話しましょう。通知とか来てると思うのでご確認お願いします。 (3月17日 18時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きぬ田 | 作成日時：2024年1月28日 22時
