絶望の始まり ページ2
□
ーーー魔法局内一室
紙の擦れる音,万年筆特有の耳障りの良い音,秒針の音,小さな呼吸音＿＿＿＿様々な音が交わるこの一室
しかし、その部屋の主自身の身体からは一切の音を発されず気味が悪い程静寂が部屋を占めていた
＿＿＿＿刹那、それを破るように部屋の扉が綺麗な音なまでにノックされる
「A、ウォールバーグさんから資料と伝言を預かっています。部屋を開けてください。」
その犯人は同僚でありこの部屋の主、A・ヴェルメールと同じ神覚者、オーター・マドル。数少ないAの知り合いである(Aは友人程親しくはないと思っている)
この部屋＿＿というより重要な役人の部屋には特殊な魔法がかけられており本人の許可がないと外部から部屋に入ることは出来ないのだ。
『分かった、今開ける』
そう言ってドアノブを捻り扉を開くと、相変わらずの仏教面……じゃなくてポーカーフェイスのオーターが待ち構えていた。
表情が表情なうえ、身長も高いから威圧感が満載すぎる。まじ怖い、慣れない。
『それで、どんな用だったけな』
オーターを椅子に座らせ、丁度淹れていた紅茶と長持ちする簡易的な茶菓子を用意し早速本題に入る。いやぁ、優秀だわ私
「言っておくが、この程度で自分優秀とか調子乗ってたら潰すぞ」
『……マドルさんの固有魔法って心読めたっけ』
「ただ貴方ならそう思ってそうだなと思い言ってみただけです。……まあ、図星だったようですけど」
『う"』
紅茶を片手に優雅にそう話す目の前の男……。くそぅ、脚も組みやがって…、様になるから尚更腹立たしい。
『そ、それで伝言とは何の事でございましょうか…』
相手も忙しいからね、とっとと用件を終わらせようと再び聞き直す。……この地獄の空気を変えたかったのもあるけど。しかも焦って変な敬語になったし………サイアクだ
そんな事を考えていると、コホンと小さな咳払いが正面から聞こえ、反射的にマドルさんの方に向き直る。
うわぁ…顔良
しかし、そんな呑気な思いも束の間。次の瞬間、大きな爆弾をその顔良し男から投下される事になる
「＿＿＿＿＿単刀直入に言う、貴様はクビだ」
『＿＿＿＿＿は？』
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あやなみ。(プロフ) - きぬ田さん» 有難うございます、此方こそずっと会話できたらなと思ってます。これから宜しくお願いいたします。 (3月17日 18時) (
レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
きぬ田(プロフ) - あやなみ。さん» こちらこそよろしくお願いします！お話出来る人がいて嬉しいです！ボードも作ってくださりありがとうございます！ (3月17日 18時) (レス) id: f1e01a76a5 (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - きぬ田さん» わぁ！よかったです！あのそこで会話しましょう！ボード返事とかもお待ちしています、これから宜しくお願いします。 (3月17日 18時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
きぬ田(プロフ) - あやなみ。さん» 本当だ！来てました！ありがとうございます〜沢山話しましょ！ (3月17日 18時) (レス) id: f1e01a76a5 (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ。(プロフ) - きぬ田さん» あのきぬ田さんのボードに返事もう送っておりますのでそこで会話しましょう。通知とか来てると思うのでご確認お願いします。 (3月17日 18時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きぬ田 | 作成日時：2024年1月28日 22時
