5人のお兄ちゃん2 (ページ6)

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思い出の店ページ6

ジェシー side
･
北斗の話を聞いてるだけで少し気分が悪くなった

車酔いかもなんて思いながら何とか北斗が寝るまで我慢してたけどやっぱり限界で

樹「コンビニついたよ？」

『ごめんっ』

俺は急いでトイレに駆け込んだ

京「ジェシー？！、、あっ、北斗コンビニよる？」

北「うん、ちょっと行ってくる」

みんなが俺の名前を呼んでるみたいだけどそれどころじゃない

まさか北斗の口から“死”が普通に出てくるなんて
車の中で話す北斗を思い出すだけで胃から何かが湧き上がってくる

北「ジェシー？、、だいじ」

『ほくっ、、大丈夫だからっみんなのとこっ』

そう言うと急に静かになった

『はぁ、、』

北「体調悪いでしょ？開けて？」

えっ、、いたのかよ
でもこんな姿見せられない、、

ｶﾞﾁｬｯ

北「あっジェシー、、」

『大丈夫だから、待たせて悪い』

そう言って北斗の手を取ろうとしたら急に下を向き始めた

『北斗？』

北「俺のせいだよね、、ｸﾞｽｯ」

『ちょっと！とりあえず出よっ』

目を赤くして下を向く北斗を俺は無理やり外に連れ出した

高「あっジェシー！、、北斗？」

『ごめん、、北斗のせいじゃないよ』

北「でもっ俺があんな話しなかったら、、」

『車に酔ったんだよ？最近疲れ溜まってたし』

北「疲れって、、それって俺が」

京「なんの事か知らないけど、ジェシーはドラマ決まってるんだよ？」

『そう、だから北斗のせいじゃ、、』

北「でもっ、、」

この時みんなが思っていた

やっと6人ひとつになれたのに

これじゃ昔の

北斗がこんな事件に巻き込まれる前の

俺たちに戻ってしまうんじゃないかって