5人のお兄ちゃん2 (ページ18)

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北斗 side
・
やっと昔みたいにみんなと一緒にいれるって思ったのに

やっぱり前に戻る事は無理だよな、、

小さくなってどれほど迷惑かけたか自分でも全部分かっていない
でもみんな気にしてない顔でいつもいるから甘えてたのかもしれない

「いいよなっ__________苦しみも忘れられてっ」

樹が言った言葉が頭から離れない

苦しみってなんだよ、、
俺が夢見てる間に何があったのか俺だって知りたい

毎回死にそうな程辛い夢を見てきた事もみんな知らないし
それを言っても樹にはなんの関係もない

『、、ただいまっ』

母「あらっ？北斗！ほんとだっ、、ｸﾞｽｯ」

『もうっ泣かないでよ？ごめん顔出せなくて』

母「ううん、最近テレビ出てたでしょ？それで知ったから」

『ごめんけど今日泊まってい？』

母「自分家でしょ？ゆっくりしていきなさい」

やっぱり自分家は落ち着くな、、
久しぶり自分の部屋に入る

『うわっ、、、2年前っ』

壁にかかってるカレンダーは2年前のだった
俺そうとう迷惑、、

母「北斗っ電話！」

俺そのまま飛び出して来たから携帯忘れたんだっ

『もしもしっ、、、』

ジ「あっ北斗！？いないからびっくりしたよ」

『ごめんっ、あっ今日泊まってくるね？』

ジ「うん！それでだけどなんかあった？」

『へっ？、、、べつにっ』

ジ「ふーんあったんだ、、で？」

『ねぇ俺がちっさくなってる時体調崩してた？』

その後ジェシーから話された事に俺は何も言えなかった

母「顔色悪いけど大丈夫？」

『あっ、、うんっ』

明日帰って樹に謝ろう
そう思いながら久しぶりの家族と過した