爆モテの片想い (ページ36)

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substory Hokuto ページ36

朝目が覚めた時頭に激痛が走った

『いっ、、』

今日雑誌の撮影なんだけどな

マ「北斗くんおはよっ、体調悪い？」

『おはよっそんな事ないけど』

マ「きつくなったら言ってよ？」

予想通り誰もまだ楽屋には来てなくて、俺はすぐ机に突っ走った

ｶﾞﾁｬｯ

慎「おはっ、、北斗寝てる！」

ジ「えっ！なんだよ～、ねえっ樹あいつ時間間違えしてるAHAHA」

慎「うわっ！まじじゃんっ自分で連絡しといてっ、、あっ北斗起きた？」

『んっ、、おはよ』

あんまり寝れなかったな、、とりあえず本でも読んでよう、そしたら会話しなくても済む

高「おはよ～北斗早いね」

『おはよ～こーち』

静かになりたいそう思ったのに

「はぁっ、はぁっすみません！」

高「何にそんなに焦ってるのか知らないけどさ始まるまでまだ時間あるから苦笑」

慎「自分でこの前仕事始まる時間変更あるって送ってきたのに！？まさか忘れてたの！？」

はぁほんと樹ってたまにおっちょこちょいだな

そういや京本、、

高「あのクソ坊っちゃんね」

まじの遅刻かよ苦笑
そんな事よりまた頭痛くなってきたな、、皆もう少し静かにしてくれてもっ

「北斗？」

『ん？えっ、、樹』

いつの間にか俺の傍に来ていた、なんか違和感を持った目で俺を見ている

『どうしたの？って久々パジャマだね笑』

樹「そのまま来たんだよ！」

ははっ、樹のパジャマ姿ってほんと面白いよな
よくそんな姿で来れるよ苦笑

樹と話しているとなんか体の中でモヤッとしたものが上がってくる
やばっ、、次は吐き気かよ

ジ「ちょっと俺トイレー」

今行ったらバレるよな、、

とりあえず座ってモヤッとするものがひくのを待った

結構モヤってするのも抑えられないまま
俺らは移動した

他の皆はずっと喋ってるけど俺は口を開く事すら出来なかった
ただじっと皆にバレないようにしようと必死だった

遠くでは樹とスタッフさんが話してて、終わったのかこっちに向かってくる
俺は背を向けて樹に気づかれないようにした

樹「北斗？」

『うわっ』

やっぱバレちゃったか、、心配そうに見てくる樹にどう嘘をつけばいいか必死にかんかえてたけどもう俺の限界がすぐ来てしまった

樹「おい！北斗！」

倒れそうになった俺を樹が支えてくれた

『ごめっ、、じゅっり』

樹の手は俺の額に置かれていてもう熱がある事がバレてしまった

俺のせいでもちろん撮影は延期
そのまま車に乗せられて、マネージャーに何か言ってるみたいだけど俺は瞼を閉じた