爆モテの片想い (ページ33)

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『どうした、、』

それだけ言うと北斗は少し黙って口を開いた

北「じゅりっ、、帰ったっ」

『ううんまだいると思うけど』

北「そっか、、」

何か俺に用があるのかな、それよりあいつ俺だって気づいてないのかな

北「ねえっ、じゅりっよんできてよっ」

『えっ、、でももう車なんじゃ』

やっべ、、マネージャーいんのに車って不自然すぎるだろっ

北「ふふっそっか、、」

そう笑って体制を変えようとしてるけどソファが狭すぎて動けてない
なんか可愛いな、、、

北「じゅりっもう元気？」

『えっ北斗より元気だよ、倒れてんだし』

北「そうだよねっ、、はぁ」

『なんかあった？』

俺は何を言ってんだろ、、何かあったに決まってる、だってさっき俺は北斗から逃げた

北「樹が倒れたってマネージャー言ったじゃん、その時俺すっごい申し訳なかったんだっだから俺がマネージャーの代わりに会いに行くって言ったじゃん」

『あぁ、そうだったね』

えっ、マネージャー北斗が行くって知ってたの？

北「あの日さっ樹がねマネージャーと勘違いしていろいろ言ってたんだよ、、ふふっ」

いや何笑ってんの、嫌がってたんじゃ

北「俺っ嬉しくてさ、、だから樹が戻ってきたら言おうって思ってたけど」

『言えたの？』

北「ううん、連絡も全然くれなくてさっあれ嘘だったのかななんて思って、会ったら会ったで冷たいし、やっとさっき会えたと思ったのに伝えられないしっ倒れちゃってさ」

『この前の熱ぶり返したんじゃないの？』

北「あの時も俺っ樹に看病してもらってすごい嬉しかった」

『そっか、、』

北「俺っ唯一の同い年でさすごい頼りにしてるんだ樹の事、なんだかんだずっと一緒にいてくれてもし違う意味で一緒にいたとしてもそれが嬉しくて、、、もう前みたいに一緒にはいれないのかなっ」

そんな事思ってくれてたんだ、、なのに俺はっ
ただ下を向いて泣くのを堪える事しか出来なかった

北「マネージャー？」

ダメだよ北斗っ、、今北斗の声なんか聴いてたら

そう思っていると頭に何かが当たった

『えっ、、』

北「マネージャーがそんな髪色していいの？、、ふふっ」

俺の頭を優しく撫でているのは手はあの日と同じ手で
優しく微笑んで俺を覗いている北斗だった