爆モテの片想い (ページ24)

今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:107,764 hit

・ページ24

こーちから貰った水はいつも飲んでるはずなのになぜか美味しく感じた

高「お前そろそろ仲直りしろよ？」

仲直り？北斗の事言ってんのかな、、

高「ははっ、お前が休んでる時北斗毎日メール打って消しての繰り返ししてたぞ」

『北斗が？』

高「うんっ、そういや見舞いに行こうかなとか言ってたけど」

『え？でも北斗俺ん家知らないよ』

高「だよなっあれから別になんにも言ってなかったし」

『北斗には悪いと思ってるよ、あんな事言ってすぐ熱出たし』

高「樹頑張り過ぎてたんだよ、あいつもそれは分かってるから気にすんな」

そう言って俺の頭を撫でてくれた
あの日以来だな人に頭撫でられるの

でもあの日の手はこーちじゃない
一体誰なんだろ、、

高「樹今日仕事できんの？」

『うん、取材だけだろ？なんとかなるって』

高「ん～ならいいんだけど」

久々の仕事で少し緊張していたけどこーちと話して少し楽になった

そのせいかさっきよりまた頭がぼーっとしてきた
でもこれ以上仕事を休む事は出来ない

少し寝たら良くなる、楽屋に戻って俺はすぐ眠った

「じゅりっ、大丈夫？」

『んっ慎太郎？』

慎「うん、もう始めるって、無理そう？」

『いやっ大丈夫』

最初の方はいつも通り質問に答える事が出来ていた
なんならジェシーや慎太郎のボケにつっこむ事も出来たし

でもだんだん頭はぼーっとしてくる

記「_____田中さん？」

『あっすみません、もう1回言ってもらっていいですか？』

記「いえっ全然____」

はぁ、繰り返し言ってもらわないと全然頭に入ってこない

『ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ』

大「樹、休んだほうが」

『大丈夫ｺﾞﾎｯ』

明らかに皆俺の方を心配そうに見てくる

『すみませんっ続けてくださいｺﾞﾎｯ』

高「樹、、」

『いいからっ』

記「この質問で最後にしますね」

そう言われて少しほっとした

記「もし1つやり直せるなら何をやり直したいですか」

この質問を聞いた時俺は後悔する事になるなんて気づいてもなかった_____