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2人してあっという間に食べ終わっちゃって
『ほんとに美味しかった！ありがとう』
って私がお礼を言うと
純喜くん「いつでも作ったるで！」
ドヤ顔の純喜くんが可愛い
『作ってもらったから、片付けは私やるよ？』
純喜くん「ほんまに？じゃあ、お願いしようかな」
“Aできるん？笑”
ってニヤニヤしながら聞いてくるから
『皿洗いくらいできるよ！』
少し拗ねた様子でそう言った私を見て微笑む純喜くん
キッチンのシンクで皿洗いをしてると
純喜くんが真剣な顔して
資料みたいなのを読んでるのが見えて
かっこいいなぁ…って心の中で呟いた
純喜くんの様子を観察しながら洗ってると
いきなり顔を上げてこっちを見てくるから
純喜くんとばっちり目があう
純喜くん「皿洗い進んでる？笑」
“めっちゃ視線感じると思ったら…”
って言いながらこっちに近づいてくる純喜くん
そのまま
後ろから抱きしめられるから
『ちょ、純喜くん？』
離れて欲しくて抵抗するけど
純喜くん「皿洗いちゃんとやってなー」
平然とそう言って
離してくれる気配のない純喜くん
ドキドキしすぎて
皿洗いどころじゃないんですけど…//
『っはい！終了！』
なんとか全て洗い終わってそう言えば
純喜くんの腕から解放される
純喜くんの香りと温もりが消えて
少し寂しいなって思ったのは秘密
純喜くん「ありがとう！
じゃあまた少ししたら勉強再開しよ」
そう言って戻ろうとする
純喜くんの後についていって机の前に座った
『…終わったぁー』
お昼を食べたからか
定期的に襲ってくる眠気と戦いながら
なんとかテストの課題を
ひと通り終わらせることができた
分からないところが多くて
何回も純喜くんに教えてもらっちゃったけど…
純喜くん「はい、これどーぞ」
そんな私に
ミルクティーが入ったマグカップを持って来てくれて
『わーありがとう』
受け取って飲めば
疲れた身体に染み渡ってより美味しく感じる
『純喜くんは？結構はかどった？』
純喜くん「まぁまぁかなー」
『私が聞いてばっかだったから、ごめんね？』
純喜くん「全然気にせんでええよ！
化学好きやし、教えるのも先生なるのに役立つし…
ええことばっかりやん？」
“期末テスト良い点取れるとええな！”
って白い歯を見せて笑う純喜くん
ほんとに優しくて、ポジティブで
純喜くんにいつも助けられてる
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sio(プロフ) - 五十鈴玲音さん» コメントありがとうございます＾＾！楽しんでいただけたみたいで嬉しいです！これからも楽しんでいただけるようがんばります！ (2022年5月27日 19時) (
レス) id: b3ea78e719 (このIDを非表示/違反報告)
五十鈴玲音(プロフ) - コメント失礼致します。主人公も純喜も不器用な感じが可愛くて楽しく読ませていただきました！これからも作品の更新楽しみにしています☺ (2022年5月25日 14時) (レス) @page48 id: 17dcd8ad24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sio | 作成日時：2022年3月31日 22時
