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河野先生「佐藤ちゃんはさ…
ほんまに俺でいいん？」
『え？』
先生はまだ残ってやることがあるから
私を見送るために
下駄箱のとこまで一緒についてきてくれた
正直さっきまでの出来事が夢みたいで…
信じられなくてボーッとしてると
先生のそんな声が聞こえてきた
河野先生「いやだって、佐藤ちゃんからしたら俺なんておじさんやし…同級生とか他にもいっぱいええ人おるんにって…」
『私は先生がいいんです！』
“明るくてみんなから信頼されてて、
ちょっと大人気ないとこもあるけど頼りになる河野先生だから…”
『好きになったんですよ？』
私の勢いに圧倒されつつ
照れてるのか両手で耳に触れてる先生
河野先生「めっちゃストレートに言うやん」
“なぁ、ギュッてしていい？”
『え！？でもここだと誰かに見られっ』
私が言い終わる前に
ふわっと先生の香りに包まれた
結局するなら聞かないで欲しい
言葉にされると余計恥ずかしくなるから
河野先生「ほんまにありがとう」
先生の優しい声が聞こえてきて
腕から解放される
正直まだ先生と一緒にいたいし、
話したいことだってたくさんある
でも実習最後の日で
先生も色々やらないといけないこともあるだろうし…
なんて考えてると
河野先生「そんな顔せんといてや」
『え？』
河野先生「寂しそうな顔されると、
帰したくなくなるやろ？」
思いっきり顔に出ちゃってたみたいで
『…//』
先生の言葉に恥ずかしくなる
河野先生「外暗なる前にはよ帰り」
“な？”
って私が大好きな眩しいくらいの笑顔で
目を合わせてくるから
『先生…だいすきです、』
思わず溢れた気持ちに
「…俺もすきやで」
先生も応えてくれて
急に恥ずかしくなった私たちは
顔が赤いのを夕焼けのせいにして笑い合った
fin…
ーーーーーーーー
ここまで読んでいただきありがとうございます＾＾！
作者の勝手な妄想にお付き合いくださりとても有難いです！
たくさんのお気に入り登録に正直驚いてます…
今後もスピンオフ的な感じで
付き合った後の2人のお話を書いていこうと思いますので
もう少し作者の妄想にお付き合いいただけると嬉しいです！
ではこれからの更新もお楽しみください＾＾
sio
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sio(プロフ) - 五十鈴玲音さん» コメントありがとうございます＾＾！楽しんでいただけたみたいで嬉しいです！これからも楽しんでいただけるようがんばります！ (2022年5月27日 19時) (
レス) id: b3ea78e719 (このIDを非表示/違反報告)
五十鈴玲音(プロフ) - コメント失礼致します。主人公も純喜も不器用な感じが可愛くて楽しく読ませていただきました！これからも作品の更新楽しみにしています☺ (2022年5月25日 14時) (レス) @page48 id: 17dcd8ad24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sio | 作成日時：2022年3月31日 22時
