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先生が出てった後
しばらくドキドキしすぎて固まっちゃってた私
“急に頭ポンポンとか、
心臓に悪すぎるからやめてほしい…”
今ので軽く10年は寿命が縮まったと思う…
なんて考えながら先生が戻ってくるまで
言われた通りまたベットに横になってボーッとしてたら
気づいたら寝ちゃってたみたいで
授業終了を知らせるチャイムの音で目が覚めた
ハッとして横を見れば
戻ってきた河野先生が椅子に座った状態のまま寝てて
『ふふ笑 せんせー、口開いちゃってますよー？』
小声でそう話しかけてみるけど
全然起きる気配はない
“かっこいいなぁ…”
肌きれー
まつ毛ながーい
鼻高ーい
ほんとは起こさなきゃいけないんだけど
先生の無防備な寝顔をしばらく観察しちゃってて
『…先生好きです』
どうしようもなく溢れた気持ちを
言葉にしてみる
もちろんこの気持ちは先生に届くことはなくて
少しの間先生の寝顔を独り占めしてた
河野先生「…ん」
じっと見つめてると
ゆっくりと目を開けて
でもすぐに
河野先生「あれ！？俺寝ちゃってた？」
って焦り出すから思わず笑っちゃう
河野先生「佐藤ちゃん起きてたなら、起こしてやー」
『だってすごい気持ち良さそうに寝てたから、起こすの申し訳なくて…』
河野先生「あかん、もう授業終わってるやん！」
“佐藤ちゃんも戻らな、次の授業間に合わんで？”
先生の言葉に
ベットから降りて保健室を出ようとすると
舞「Aー」
って舞の声が聞こえて
ドアを開ければ
舞「うわっ！びっくしたー
っていうかA大丈夫！？」
『うん！もうなんともないから次の授業も出るよ！』
舞「良かったー、もうほんと目の前で倒れるからびっくりしたよー」
『あはは笑 心配かけてごめんね』
舞「あ、河野先生」
河野先生「吉田さん、佐藤ちゃんのこと任せていい？俺ちょっと職員室に行かなあかんくて…」
舞「もちろんです！」
“ほらA！はやく着替え行かないと間に合わないよ”
って舞に背中を押されて廊下へと足を進める
『河野先生ーー！ありがとうございました！』
だんだん小さくなっていく先生の姿に
振り向いてお礼を言えば
河野先生「おー、無理したらあかんでー」
っていつものキラキラした笑顔を見せてくれた河野先生
そのまま
舞に連れられるがままに
更衣室に向かった
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sio(プロフ) - 五十鈴玲音さん» コメントありがとうございます＾＾！楽しんでいただけたみたいで嬉しいです！これからも楽しんでいただけるようがんばります！ (2022年5月27日 19時) (
レス) id: b3ea78e719 (このIDを非表示/違反報告)
五十鈴玲音(プロフ) - コメント失礼致します。主人公も純喜も不器用な感じが可愛くて楽しく読ませていただきました！これからも作品の更新楽しみにしています☺ (2022年5月25日 14時) (レス) @page48 id: 17dcd8ad24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sio | 作成日時：2022年3月31日 22時
