検索窓
今日:6 hit、昨日:20 hit、合計:61,572 hit

一方その頃、、、 ページ16

一方その頃A君は、、、、

No sideです

ーーー地下牢ーーー

コツ、、、コツ、、、コツ、、、

と音が響く

「、、、、ハッ、、、、ここはいったい、、、?」

地下牢にいる2人の男

「あのガキか、、、?」

「抵抗できるようなもの持っていたか?」

「いや、、、?」

「‘おにいさんたち、、、、だぁれ?’」

5.6歳ほどの少女の声が響く

「‘なんでここにいるの?’」

「閉じ込められたんだよ 出してくれないかい?」

「俺達は何もしていないのに気づいたらここにいたんだよ」

出してもらうためか、信用を取るためか
優しい声で二人の男は少女に話しかける

「‘もしかして、おとうさんがいれちゃったのかなぁ?’」
「‘おとうさん、わるいことしたひとしか、ここにいれないのに、、’」

「俺達は何もしていないんだよ、、、」

「早くだしてくれ、、、」

「‘、、、、、’」

少女は黙り込む

「おじょうちゃん?」

「鍵、、、もってるだろ?」

少女の右手には鍵が握られている

「開けられないなら、俺達にわたしてくれ」

男が、そういって、少女の方へ手をのばす
もうすぐでとどく、、、、男がそう思った瞬間

「‘嘘つき’」

少女の右手にあったはずの鍵が、砂と化した

「は、、?!」

「‘おじさん達、、、嘘は駄目だよぉ’」

少女が発したはずの声は
なぜか少年の声のように聞こえる

「‘私、嘘はわかるんだよ?’」

今度は女の声

「‘さらに罪を重ねちまったなぁ’」

今度は男の声

声がどれだけ変わっても、発しているカラダは少女のまま

「いったい、、、どういうことなんだ?!」

「何が起きているんだ?!」

「‘もう、、、’」

「‘此処ニハ来ナイデネ’」

どちらとも言えない、機械のような声を最後に、男達は、気を失った

「‘«転移−ここから離れた街−対象:この男達»’」

「‘ふぅ、、、疲れたなぁ’」

「‘次からは、結界みたいなのつけとこうかなぁ’」

言葉を発するたびに、声が変わっていく

「‘さてと、用事も済んだね’」

少女の容姿がどんどん変わっていく

背が伸び、声も変わる



『そろそろ僕も寝ないと』



そう言葉が発されたあと、

その場所には、誰の姿もなかったのだった

12→←11



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (62 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
137人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あまね(プロフ) - すききき (9月24日 21時) (レス) @page37 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
- 空白の部分、コピペ後メモとかに移してようやく見れた、意味深… (2023年1月29日 16時) (レス) @page42 id: 37074a29ef (このIDを非表示/違反報告)
ソルト(プロフ) - コメントありがとうございます!名前変えました!教えてくださり、ありがとうございます! (2022年2月25日 4時) (レス) id: 03e2260a7d (このIDを非表示/違反報告)
琥珀。 - はい間違えました!ステンドグラスクッキーでした!!ガバガバでした!下の奴消して構いません!失礼いたしました! (2022年2月24日 22時) (レス) @page35 id: 0b0b8f154b (このIDを非表示/違反報告)
琥珀。 - まだまだ読み途中ですがコメント失礼します!29ページのクッキーの名前、アイシングクッキーだったと思われます!めっちゃ遅いし誰かが言ってるかもしれませんが一応です!失礼いたしましたぁー! (2022年2月24日 22時) (レス) @page35 id: 0b0b8f154b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ソルト x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/e7d81e09b52/  
作成日時:2021年10月30日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。