【wrwrd】拝啓神様 転トリした時の対処法とは？

少年達side ページ12

No side



「、、、、、いった？」

「、、、、、、、いった」

「よし しゅうごう」

リーダーのような少年が声をかけると、全員がその場所に集まった

「どうやった？」

「ウソはついてへんかったんやけど、、、、」

「なんかあったんか？」

「よくわからんかった」

「どういうことや？」

「ウソかどうか、いろでみえて、シロやったらほんま」
「クロやったらウソってゆったんおぼえてる？」

この少年は人の言葉を聴き分けることができるようだ

「おぼえてる」

「いろがわからんかった」

「は？」

「 とうめい やった」
「はじめてや こんなん」

「クロじゃないってことは、ウソではないんだよね？」

「ウソ‘では’ない」

「つまり、ほんとうかもわからないのか、、、、」

「さっさとでていったらええねん」
「どうせ、おれらをほだしてココロひらいたしゅんかんうらぎるんやから」

「でも、、、、メシうまかった」

「やさしかったね」

「たすけてもらいました、、、、」

「あのひと、おれらすてる、、、？」

「、、、、あれ？、、、、、みんなケガは、、、、？」

「は？」

「なおってる、、、、」

「なんで、、、、、？」

「、、、、みんなメシくった、、、？」

「たべた」

「、、、、いちおう」

「たべたから、、、、、なおった、、、、、とか？」

「そんなんありえるん？」

「なんもないとこから ぶき とか だしとったからありえるんちゃう？」

「あのひと、、、、フシギなとこがあったんです」

「、、、、？どうした？」

「はだがぜんぜんみえない」

「ながそでのふくきとるからやろ？」

「それだけならよかったんですけど、もうひとつ」

「、、、、なんだ？」

「め にひかりがなかった」

「、、、、、そういわれてみれは、、、、、、」

「あのひともおれらとおんなじやったんかな？」

「まほうつかえるから、、、、、？」

「かのうせいはあるな、、、、」

「ふつうは、ころしてもらうために、ぶき わたさんもんな、、、、」

「、、、、、、いったいどういうことなんだ、、、、？」

ｺﾝｺﾝｺﾝ

とノックの音が聞こえ、

『みんな〜？お風呂だよ〜？』

と声が聞こえる

少年達が扉を見るが、開いていなかった

そのため、扉の外から声をかけているのだとわかったようだ

「おれがへんじするな」ﾎﾞｿｯ

と、ダガーを持っている少年が仲間に声をかける

「わかった」ﾎﾞｿｯ

「はーい！」




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