One-to-one match ページ35
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『なんの話かわからないけれど?』
「しらばっくれても無駄だぜ?アンタが綱を握ってるのは知ってるんだ」
そう言われ私は平井に写真を見せられる。
「更生中の新垣さんだ」
更生中、その言葉は私にとって利用価値しかない物に聞こえた。
『あら、私は組対よ?当然協力者だっているし、新垣は私が捕まえたのだから繋がりがあってもおかしくないはずよ』
更生の道に進ませるまでが私たち警察官だ。
その仕事に口出しはしないでほしい。
「…」
平井は無言になり、私に見せてきた写真を地面へ落とすと踏みつけた。
「どうせ、アンタもこうなっちまうもんなぁ。助けなんぞこねぇし」
「…あの、平井さん。外カメに怪しい影が3つあるんですけど」
3つ?ゼロだろうか?
「でっけぇのが2つとちっせぇのが1つっす!」
ちっちゃいのはコナンくんか。
「こちらに向かってます…!」
それが分かればもう関係ない。
彼が動きやすいようにするのが私の役目だ。
『…例えば今すぐ私が逃走したらどうなるかしらね』
「…なんの真似だ?」
『だから、この錠を実はもう壊してるって言ったらどうするかを聞いてんの』
私はヒールをすぐ脱げる状態にし、先程攻略したやり方で錠をバレないように外す
(タイマン)
Victory or defeat→←Are you ready?
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作者名:石蕗 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tsuwa/
作成日時:2018年4月21日 11時