His name is ページ15
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「じゃあ、家政婦さんとは同級生なわけ?」
「いえ、幼馴染で…私の方が桜子よりも1つ上ですけど…」
宮本さんに聞かれたことに対して、棘のある言い方をする三池さん。
きっと、米原さんと同い年に見られたのが嫌だったのだろう。
「まあ、ここには、ご主人と奥さんと家政婦さんしかいなかったんですな?」
「ええ、息子には1年以上あってませんし…」
「では、由美くんの後ろにいる男は誰なんだね?」
捜査一課の目が羽田くんに集まる
「…ああ、これは…」
「ここの隣に住んでいるもので、由美たん…由美さんとお付き合いさせていただいている羽田秀吉です!!」
「「ええええ?!!」」
宮本さんの重い口が開かれたと思った途端これだ。
彼もでしゃばりでコナンくんとそっくりだ。
「元!彼氏です!もう別れました!」
『…ぷっ』
「ちょっと!そこ!何笑ってるのよ!」
私もプラスで睨まれてしまった。
怖い怖い。
『…ごめんなさい、羽田くんの拗ねた顔が面白くて』
そう言えば、さらにムッとした羽田くんが私を睨んできた。
「…先輩、怒りますよ…!」
『ごめんって』
「しかし…何故、君の彼氏が?」
「元!!彼氏のこれが、この部屋の合鍵の入ったポストの番号を覚えていたから引っ張ってきたんですよ!」
服を引っ張られた彼は、バランスを崩し、捜査一課の人たちと一気に距離を縮めた。
「あれ…貴方、見たことあるような?」
「そういえばワシもその名前に聞き覚えが」
(彼の名は)
Secretive person→←Rudeness person
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作者名:石蕗 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tsuwa/
作成日時:2018年4月21日 11時