野ブタ。をプロデュース 2

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彰「...水族館の人呼んでくんね」




彰が係の人を呼び
無事、おじいさんは病院に搬送された






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救急車内って初めて乗るなぁ
結構揺れるんだね







『...全然汚くない』




私はそっと野ブタちゃんの手を握る



信子「...」



彰「そうだっちゃ
とっても優しい手じゃないか。な、おじいちゃん？」




野ブタちゃんはｺｸｺｸっと静かに頷いた





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病院に着くとナースの人が廊下を走っていた




信子「....一生懸命...やってくれたのに、ごめん」



彰「デートの事か？」



野ブタちゃんは頷く



信子「私のために...上原さんまで頑張ってくれたのに...」



スカートの裾をｷｭｯと握りしめていた



彰「...野ブタのせいじゃないじゃんか？」



『そうだよ...』



信子「でも、私がもっと上手くやれれば...期待に...答えたかった...
上手くいって...皆に...ありがとうって言いたかった」





野ブタちゃん無理、してたのかな...
それを私たちが押し付けちゃったのかな...



罪悪感が積もる





ナース「あらっ、」




さっき走っていったナースさんがこっちへ来た




ナース「おじいさんねお酒の飲み過ぎだったみたい.........貴女って、もしかしてAちゃんの娘さん？」



『...そうですけど......えっと...？』



ナース「やっぱり...！貴女のお母さん前ここで働いてたのよ〜！」



『え！？い、いつの話ですか！？』




そんな話、聞いたことない...




ナース「貴女が産まれる前の話なんだけど、貴女のお父さんとお母さんここで出会って
貴女が産まれた後、Aちゃん辞めたのよ
''この子に専念したいから''って、」




そうだったんだ...




『母は今主婦やってますよ、』



ナース「そう！...あ、おじいさん今普通に喋ってるから大丈夫よ、じゃ！」





ペコッと頭を下げた
私たちも下げる









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夢主様のお母さんと夢主様は
顔がめっちゃ似てます！
お母さんは元看護師で、お父さんは患者さんという設定です！


夢主様はお母さんの血を受け継いでいたんです！
(※前のページを参照)
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