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『えーと……本当に目黒くん？』
「ふは、はい。目黒くんです」
「……ねえ、A、この色気ただ漏れのイケメンくんとはいつお知り合いに？」
ふわりと微笑む目黒くんと、目黒くんに釘付けの美空ちゃん
そして美空ちゃんの後ろには真顔で私を見る深澤くん
えっ！深澤くん、めっちゃ顔怖くない？！なんで！？
『えっと……お知り合いになったというか』
「俺がナンパしたからです」
「…はあ？！！ナンパぁ！！？」
「ちょっと深澤、うるさい」
「ナンパというか、俺が海外で勉強してた時に父が開いた食事会に俺も同行したらAさんがいて、そこから声をかけたって感じっすね」
そう、海外での仕事は目黒くんの会社と合同で行っていた為、日本に帰る前にお疲れ様会という名の食事会に参加した
その時に声をかけられたのが目黒くん
まさかお得意様の社長の息子さんだったとは……
……実は、目黒くんは少し苦手である
顔立ちも良く、脚が長いからスタイルも良い
なんだけども…！！
『まさか、うちの会社で働くとは…』
「だってAさんに会いたかったから」
『えっ！！』
このストレートな言い方が自分には慣れておらず、はっきりいって恥ずかしい
「Aさんともっと一緒に喋りたいし、勿論、営業について勉強もするよ？…まあ最も一番の理由としては」
すると、目黒くんは私の耳元まで顔を近づけ
「…………Aさんが好きだから」
『んなっ！？』
「ふは、顔真っ赤、可愛いなぁ〜」
頭をぽんぽんとする目黒くん
すると、私を撫でていた目黒くんの手が横からスっと誰かに手を掴まれていた
「…はーい、ストップ。…目黒くんだっけ、 俺 深澤辰哉って言うの。よろしくね？」
深澤くんが私と目黒くんの間に入り、目黒くんに挨拶をしていた
「目黒蓮です、よろしくお願いします」
「うん、よろしくねぇ」
そう言い終えると深澤くんは自分のデスクへと戻って行った
「まさかのライバル出現か？」
「…美空ちゃんはどっちな味方なの……」
「顔だと目黒くんの方が好み」
「もう俺泣いちゃう」
「大丈夫だって………さっき、深澤がAと目黒くんの間に入った時にA、深澤くんの後ろ姿見た時、今もまだ恋してる目だったよ」
「ほんとに！？ねえ？！信じるよ！？」
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みか - キュンな展開ですね (2022年5月30日 18時) (
レス) @page18 id: a96c51b532 (このIDを非表示/違反報告)
yocchi(プロフ) - 更新楽しみにしています♪ふかの気持ちになっちゃって苦しい、、、かも、、わら 後悔あとに立たず、、頑張れふか(T^T) (2022年5月25日 21時) (レス) @page16 id: 7480c00bdd (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - なぜか深澤に感情移入してしまってめちゃくちゃ辛かったです😭 (2022年5月22日 22時) (レス) @page13 id: 6205cccaf8 (このIDを非表示/違反報告)
らいむ(*´꒳`*) - 更新、楽しみにしてます (2022年5月22日 19時) (レス) @page11 id: 4d17d0604a (このIDを非表示/違反報告)
rouna(プロフ) - 泣いちゃいました！いい話ですね。一気読み最高でした！早く続きが見たいです。待ってます！ (2022年5月22日 7時) (レス) @page11 id: 813c95357c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梢野 | 作成日時：2022年5月20日 23時
