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『深澤くん！大好きです！！付き合ってください！！！』
「あぁ〜…ありがとうね、でもごめんねぇ、付き合えないや」
こうして人生初めての告白はあっけなく終わった
高校入学時、私は一目惚れをした
一目惚れって本当にあるのかってぐらい見ただけで彼に釘付けだった
………そう、私が好きになった人は誰にでも優しくて、
皆からは��リアコ��と呼ばれる同じクラスの深澤くん
『そ、そうですか…』
「うん、…ごめんね？」
といいながら頭を撫でてくれる深澤くん
…く！頭ぽんぽんなんて！！
…だめだ、やっぱり好きだ
『深澤くん！…いえ！辰哉くん！！』
「えっ？！」
『絶対諦めませんから！！！』
「は、ちょ…！！」
そのまま走って、逃げる私
……ここから私は辰哉くんにいつか絶対振り向いてもらおうと必死に頑張った
そりゃもう必死に。
辰哉くんの好きな服、髪型、メイク……
いっぱい情報を教えて貰って苦手だったメイクも髪を巻くのも
辰哉くんの為ならもう頑張った
もちろん毎日告白しまくった
まあ答えはいつもNoだったけど。
それでも、諦めずに頑張った。
そして私は
高校卒業後、辰哉くんと同じ大学に入学した
「なぁに、Aちゃん、俺と同じ大学だったの？」
若干呆れ気味の辰哉くんだったけど、少し嬉しそうに微笑んだ辰哉くんは私は見逃さなかった
それだけでも嬉しかった気持ちは今でも覚えている
大学に入っても、私は変わらず辰哉くんに告白をした
だって大好きなのは変わらなかった
「……んー、俺 特定の人は作らないんだよね」
もう何回告白したのか分からない時に言われた言葉
初めてごめんねの以外の言葉だった
…そんなことは知っていた、高校の頃から知っていた
誰にでも優しい辰哉くんは女の子にモテる
つまり��そういう関係��も多い
というか、前に思いっきりちゅーしまくってた辰哉くんと名前の知らない女の先輩(多分)見たし
「Aちゃんも、��そういうコト��するなら俺大歓迎よ？」
耳元で囁く辰哉くん
うっわ、やば…耳元はあかん
頬が熱くなってるから今の私の顔は真っ赤に染まっているんだろう
『…ッ…でも、やっぱ私は辰哉くんの彼女になりたいから、そういうのはやっぱ彼女になってからがいいでーす！！』
耳を押えながら、早口で言った私は辰哉くんから逃げた
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みか - キュンな展開ですね (2022年5月30日 18時) (
レス) @page18 id: a96c51b532 (このIDを非表示/違反報告)
yocchi(プロフ) - 更新楽しみにしています♪ふかの気持ちになっちゃって苦しい、、、かも、、わら 後悔あとに立たず、、頑張れふか(T^T) (2022年5月25日 21時) (レス) @page16 id: 7480c00bdd (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - なぜか深澤に感情移入してしまってめちゃくちゃ辛かったです😭 (2022年5月22日 22時) (レス) @page13 id: 6205cccaf8 (このIDを非表示/違反報告)
らいむ(*´꒳`*) - 更新、楽しみにしてます (2022年5月22日 19時) (レス) @page11 id: 4d17d0604a (このIDを非表示/違反報告)
rouna(プロフ) - 泣いちゃいました！いい話ですね。一気読み最高でした！早く続きが見たいです。待ってます！ (2022年5月22日 7時) (レス) @page11 id: 813c95357c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梢野 | 作成日時：2022年5月20日 23時
