レッツジャンプ ページ10
YG Side
「オッパや。」
ある日、Aが縄跳びを持って俺のところにやってきた。
‥…なんで縄跳びなんだ。
「オッパは、3重跳びできますか？」
YG「……3重跳び……？」
……3重跳びってあれだよな。
2重跳びのひとつレベルが上がったやつだよな。
いや、ひとつって言うか、あれ結構3重跳びになっただけで格段にレベル上がっちゃうやつだよな。
(いや、俺も若い時は出来てた気がする。うん。確かできてた。気がする。)
YG「3重跳びは……。」
「うん。」
多分できる。
そう答えようとして、ハッとAの顔を見る。
(……ちょっと待て。よく考えろよミンユンギ。なぜこいつは今このタイミングで3重跳びができるかなんて聞いてきたんだ。しかもこの俺に。)
疑わしげにもう一度Aの顔を見る。
「3重跳びできるんですか？」
なかなか答えない俺にイライラしだしたのか、持っていた縄跳びをビュンビュンと回し急かすA。
おい、当たったらどうすんだよ。
(……恐らく、俺が思うにこいつは3重跳びができる。そして、それをみんなに自慢すべく、とりあえず縄跳びとは無縁そうな俺に出来るか聞いてきたんだな。そして俺ができると答えたら、じゃあ見せてみろよ的な感じで、俺ができないオチを予想して嘲笑うという残酷な展開をこいつは望んでいるんだな。)確信)
よし、ここは謙虚に行こう。
YG「……いや、3重跳びはできない。」
「え、出来ないんですか？」
YG「あぁ、若い時はできてた気がするけどな。」
「ジョングクーー！！！ユンギオッパ3重跳び出来ないんだってぇぇぇ！！！！」←
YG「え、」
JK「マジで！？ユンギヒョン出来ないの！？ぇぇぇ逆になんで出来ないの！？」
……いやいやいや、どこから出てきたんだよジョングク。
「やー、私も3重跳びは出来ないよー。やっぱすげぇなジョングク。いやでもバスケしてたユンギオッパなら出来ると思ってたわー。」
JK「俺もです。やっぱ運動神経担当は俺なんですね。いやー、でもさすがにユンギヒョンはできると思ってたなぁー。」
……何これ。なんで俺2人からこんなにバカにされてんの？
てかA出来ねぇのかよ。
ジョングクが自慢する側かよ。
YG「……貸せ。」
「……んぇ？」
YG「その縄跳び貸せ。」
「あ、はい。」
久しぶりに空へ舞ってやろうじゃねぇか。←
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有彩色(プロフ) - はるかさん» ごめんなさいはるかさん(涙)区切りがいいところで終わろうと思って完結にすることにしました。もう一つの作品の『うちの紅一点最強説』が、同じようなお話なので、ぜひそちらも読んでもらうと嬉しいです！！！本当にありがとうございました！！！ (2020年2月8日 8時) (
レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - あと数話となりました！からの無事完結？うそですよね？え？聞き間違いかなんかですよね？？ (2020年1月19日 2時) (レス) id: bcff119160 (このIDを非表示/違反報告)
有彩色(プロフ) - ティアラさん» めちゃくちゃ嬉しいです！！これからもティアラさんに面白いって思って貰えるような小説が書けるように頑張ります！！！ (2020年1月4日 23時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
ティアラ - 初めまして！有彩色さんの小説に惚れました、ティアラです！主人公の性格が好きすぎて…これからも頑張って下さい！ (2020年1月2日 15時) (レス) id: 35e60ff37d (このIDを非表示/違反報告)
有彩色(プロフ) - ユウさん» ぜひぜひ！！どんどんリクエストお願いします！！！めちゃくちゃ嬉しいので笑コメントありがとうございます！！ (2019年12月11日 21時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有彩色
| 作成日時：2019年10月30日 17時
