〇 ページ45
NM Side
JK「……ぬ、ぬな、」
「お前は知らないだろうけどなぁ…。ジミンの寝顔は世界を救えるんだよ…。一瞬見ただけで、その日一日が幸福で満ち溢れちゃうんだよ……。」
もうこうなってしまったら、誰もAは止められない。
ただ6人で、2人の様子を静かに見守っていた。
JK「で、でもさぁ。ジミニヒョンの寝顔とかさ、これからも撮れるじゃん!だっていつも一緒にいるんだよ!?」
「過去のジミンには会えねぇだろうが!!」
JK「謎に説得力がある……!!」
(何故だろう、だんだん茶番に見えてきた…。)
もうここはジミンを投入するしかない。
最終手段だ。
ちらっとジミンを見ると、ほかのメンバーも同じことを考えていたらしく、5人でジミンを見る。
JM「……すごく嫌だよ。」
YG「頑張ってくれジミン。俺は一刻も早く寝たい。」
HS「ファインティン!!」
JM「うー、」
肩を落としながらAとジョングクに近づいていく。
JM「ヌナ……。」
「……あ、ジミン。」
鬼の形相をころっと変えて、笑顔でジミンを見るA。
なかなかホラーだぞ。
JM「写真なら、これからも撮ってよ。その、過去の僕は戻ってこないかもだけど。」
「……。」
JM「ぼ、僕は!今の僕を愛して欲しいな!!!」
「ごめんねジョングク。ヌナ悪かったよ。」←
YG「おいマジかよあいつw」
あまりの呆気なさに、ジョングクも目をまん丸にする。
「そうだよね。ジミンは減るもんじゃないし。結婚するなら一生見れるし。」
JN「今サラッと恐ろしいこと言ったよ?」
JK「俺も……ごめん。」
ジョングクもちゃんと謝り、やっと宿舎には平穏が訪れた。
JK「悪かったよ…。でもヌナのスマホの俺の指紋認証は、そのままにしといてね。」
「おい待てそれ初耳なんだが。」
JK「あと、この際だから付け加えて言うと、ヌナが大切に隠してたカ〇ビーのポテトチップスも食べちゃったんだ。ごめんね。」
「お前か。」
JK「ついでにもうひとつ言っとくと、ヌナの私服のシャツ破いたの俺なんだ。白Tシャツだったから自分のだと思って来たらヌナのだったんだ。」
「喧嘩終わらねぇぞこれ。」
YG「俺は寝る。」
TH「お、俺も〜……」
結局2人以外全員自分の部屋に避難した。
夜中に1階からドッタンガッシャン聞こえてきたけど、気にしないことにした。
2120人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
有彩色(プロフ) - はるかさん» ごめんなさいはるかさん(涙)区切りがいいところで終わろうと思って完結にすることにしました。もう一つの作品の『うちの紅一点最強説』が、同じようなお話なので、ぜひそちらも読んでもらうと嬉しいです!!!本当にありがとうございました!!! (2020年2月8日 8時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - あと数話となりました!からの無事完結?うそですよね?え?聞き間違いかなんかですよね?? (2020年1月19日 2時) (レス) id: bcff119160 (このIDを非表示/違反報告)
有彩色(プロフ) - ティアラさん» めちゃくちゃ嬉しいです!!これからもティアラさんに面白いって思って貰えるような小説が書けるように頑張ります!!! (2020年1月4日 23時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
ティアラ - 初めまして!有彩色さんの小説に惚れました、ティアラです!主人公の性格が好きすぎて…これからも頑張って下さい! (2020年1月2日 15時) (レス) id: 35e60ff37d (このIDを非表示/違反報告)
有彩色(プロフ) - ユウさん» ぜひぜひ!!どんどんリクエストお願いします!!!めちゃくちゃ嬉しいので笑コメントありがとうございます!! (2019年12月11日 21時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:有彩色 | 作成日時:2019年10月30日 17時