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「よろしくお願いします!!」
スタジオに入ると、今日出演するグループが揃っていて、もちろんその中にさっきの女がいるわけで。
目が合うなり猛獣のような目で睨んできた。
「やだもうA怖い。テヒョン、ヌナ怖いよー。」(棒)
棒読みでテヒョンの腕に抱きつくと、ムンクの叫びのような顔をしながらこちらを見る女。
TH「え、どうしたの。」
「お前の顔面ってやっぱ凄いんだね。女がコロコロ騙されるわけだ。」
TH「騙されるって何。俺中身も良くない?」
「え?」
TH「え?」(困惑)
(そんな恐ろしいほど綺麗な顔で困惑した顔されたって、絵になるだけだわ。)
さすがにこれ以上一緒にいたら、さっきの女に殺されると思って、そそくさと離れた。
収録が始まって、フリートークの時間。
MC「今世界で活躍中のBTSは、なんか、世界ならではの話とかないの?」
NM「あー笑 そうですねー。」
YG「英語は全然喋れないので、最近feelingという言葉を覚えました。考えるより感じろって、こういうことなんだなって。」
MC「なるほど笑 例えば、この中で一番英語ができない人って誰なの?」
JN「あー、それはもうAですね!」
「え、」
名前を挙げられて、すぐに顔を整える。←
MC「A!?意外だなぁ、なんでも出来そう笑」
「そんな事な、」
『人は誰しも苦手なものは持ってますよ〜』
(……う、わ、こいつ。)
横を見ると、ニコニコ笑顔でさっきの女が私を見ていた。
「ふ、フォローありがとうございます…」
『いえいえ♡』
な、何こいつ。まさか私に貸しを作ろうとしてるのか!?
そうやって私より立場を優位にして色々とこき使うのか!?
「え、英語は!別に苦手じゃないですよ!!この前アメリカに行った時も一人でハンバーガー頼めたし!!」
JM「え、そうなの?」
MC「よしじゃあナムジュン!店員役でやってみよう!」
NM「分かりました。」
(あ、あれ。)
ごめんなさい私全然英語できないです。まじで出来ないです。何話か前にあったよね?こういう話。あったよね?
MC「よーいスタート!!」
でもここで馬鹿な姿見せたら、あの女にバカにされる。ペラペラなところを見せなければ!!
NM「What will you order?」(ご注文は?)
「……I'm hungry」(お腹が空きました)
HS「質問に答える気ゼロww」
誰か助けてください。
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有彩色(プロフ) - はるかさん» ごめんなさいはるかさん(涙)区切りがいいところで終わろうと思って完結にすることにしました。もう一つの作品の『うちの紅一点最強説』が、同じようなお話なので、ぜひそちらも読んでもらうと嬉しいです!!!本当にありがとうございました!!! (2020年2月8日 8時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - あと数話となりました!からの無事完結?うそですよね?え?聞き間違いかなんかですよね?? (2020年1月19日 2時) (レス) id: bcff119160 (このIDを非表示/違反報告)
有彩色(プロフ) - ティアラさん» めちゃくちゃ嬉しいです!!これからもティアラさんに面白いって思って貰えるような小説が書けるように頑張ります!!! (2020年1月4日 23時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
ティアラ - 初めまして!有彩色さんの小説に惚れました、ティアラです!主人公の性格が好きすぎて…これからも頑張って下さい! (2020年1月2日 15時) (レス) id: 35e60ff37d (このIDを非表示/違反報告)
有彩色(プロフ) - ユウさん» ぜひぜひ!!どんどんリクエストお願いします!!!めちゃくちゃ嬉しいので笑コメントありがとうございます!! (2019年12月11日 21時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:有彩色 | 作成日時:2019年10月30日 17時