シスコン ページ27
TH「ぎゃあぁぁぁぁぃぁぁあ」←
「え、クソうるさっ」
どこからかテヒョンの叫び声が聞こえてきた。
イヤホン突き抜けるとかやばくねお前。
TH「ヌナ！！最悪なことが起こったよ！！」
「最悪なこと？」
ほら！！と鼻息を荒くしながらテヒョンが見せてきたスマホの画面には、
「……『Aとテヒョンの匂わせ集めました♡』……ってなにこれウケる。」
TH「ウケるじゃないし！！最近俺とヌナできてんじゃね？みたいなのが多いんだよ！！」
「え、何嫌なの？」
TH「嫌に決まってるじゃんか！」
……グサッ。
そんなキッパリ言わなくて良くない……？
私一応今年の『世界の美しい顔100』みたいなやつで7位だったよ……？
まぁお前は1位とったことあるから私でさえもブスに分類されるんでしょうけど…？
「匂わせって例えば？なんかあったっけ。」
TH「例えば……、これとか。」
そう言って見せてきたのは、私とテヒョンの空港での写真。
「……並んで歩いてるだけじゃん。」
TH「この日、おそろいコーデしたじゃん。」
(……あぁ、まぁ確かにしたけどさ。)
「それテヒョンがしたいって言ったからしたんじゃん。」
私の言葉に一瞬テヒョンがこっちを見て、またすぐ目をそらす。
TH「……あと、これとかっ。」
「えー？」
次に見せられたのは、番組でテヒョンがずっと私にひっついたままの映像。
「……これさ、お前が勝手に私に「ヌナ〜」とか言ってついてきてたんだよね？」
TH「こ、これとか！」
「……いや、それもさ、勝手にお前が私のベットでブイライブ始めたんだよね？私に借りてたアクセとかつけたままさ。」
TH「……。」
スマホ画面を見たまま動かなくなってしまったテヒョン。
彼はおそらく気づいたのだろう。
全ての元凶は自分なのだと。
TH「……なんかごめんね。俺今日からヌナとは距離置くから。」
「……いや、距離は取らなくてもいいのでは。」
TH「俺がとりたいからいーの。」
「あ、はい。」
だからしれっと傷つくことを言うな。
嫌われたみたいに感じるだろーが。
JM「何？テヒョンやっとヌナ離れするの？」
TH「……別に最初からヌナ離れしてるけど。」
JM「嘘つけ。いつもヌナヌナうるさいくせに。」
TH「もうそれ以上言うなよ！！」
JM「お前本当シスコンだよな。」
(……え、これ死んでいいのかな。私。)
目の前で繰り広げられる可愛すぎる会話を、悶えながら心に刻んだ。
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有彩色(プロフ) - はるかさん» ごめんなさいはるかさん(涙)区切りがいいところで終わろうと思って完結にすることにしました。もう一つの作品の『うちの紅一点最強説』が、同じようなお話なので、ぜひそちらも読んでもらうと嬉しいです！！！本当にありがとうございました！！！ (2020年2月8日 8時) (
レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - あと数話となりました！からの無事完結？うそですよね？え？聞き間違いかなんかですよね？？ (2020年1月19日 2時) (レス) id: bcff119160 (このIDを非表示/違反報告)
有彩色(プロフ) - ティアラさん» めちゃくちゃ嬉しいです！！これからもティアラさんに面白いって思って貰えるような小説が書けるように頑張ります！！！ (2020年1月4日 23時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
ティアラ - 初めまして！有彩色さんの小説に惚れました、ティアラです！主人公の性格が好きすぎて…これからも頑張って下さい！ (2020年1月2日 15時) (レス) id: 35e60ff37d (このIDを非表示/違反報告)
有彩色(プロフ) - ユウさん» ぜひぜひ！！どんどんリクエストお願いします！！！めちゃくちゃ嬉しいので笑コメントありがとうございます！！ (2019年12月11日 21時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有彩色
| 作成日時：2019年10月30日 17時
