検索窓
今日:12 hit、昨日:6 hit、合計:378,191 hit

_2 ページ2

「.....あ!!テレビ!テレビ付けて!!」



『テレビ?自分でつけてよ。』


「もー!私が動けないの知ってるでしょ!?」


『チッ.....分かったわよ。』


「ねぇ待って今舌打ちした?ねぇ舌打ちした?」





ピシッと荒々しく付けられたテレビを見る。




「あぁ〜、良かった!ちょうど!!」




映し出されているのは、8人の姿。





『本当に好きね〜BTS。』




「うん。もう愛してる。」







私が死ぬのが怖いと思うなら、その唯一の理由は多分BTSの存在だと思う。



彼らの歌が聞けなくなるのは、なんというか、怖いし悲しい。






「ほらユラさん、ユンギさんパート来るよ」




『はいはい。』







気だるげそうにラップを口ずさむ彼が、画面に映った。



相変わらず真っ白で、塩っぽい顔。



細身の体で、そのくせラップは力強い。



画面越しの私に訴えかけるように、歌詞を歌っていくんだ。






その姿を見て、胸が締め付けられる感じがした。

_3→←_1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (710 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1434人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

有彩色(プロフ) - MA SAKAさん» 最後まで読んでくださってありがとうございました!!嬉しいお言葉も頂いて……、この作品を作ってよかったと感じました。コメント、本当にありがとうございます! (2022年8月26日 13時) (レス) id: 09caf7b163 (このIDを非表示/違反報告)
MA SAKA(プロフ) - 本当に本当に素敵なお話でした。止まらず一気に読んでしまいました。素敵な時間をありがとうございました! (2022年8月3日 21時) (レス) @page43 id: 17b1d798c7 (このIDを非表示/違反報告)
有彩色(プロフ) - yume m_さん» ボロ泣きしてくださったんですか…嬉しいです!!こちらこそ素敵なコメントをして下さってありがとうございます!! (2022年4月25日 23時) (レス) id: 09caf7b163 (このIDを非表示/違反報告)
yume m_(プロフ) - 夜中なんですが一気に読んでしまいました。そしてボロ泣きです( ; ; )涙と鼻水が止まりません笑 こんな素敵なお話に出会えてよかったです! (2022年4月25日 1時) (レス) @page43 id: 5d5dd9302d (このIDを非表示/違反報告)
有彩色(プロフ) - miiさん» ありがとうございます!!そう言っていただけて本当に嬉しいです。最後まで読んでくださってありがとうございました! (2021年9月10日 9時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:有彩色 | 作成日時:2019年10月19日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。