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YG Side
TH「ヌナは彼氏欲しいとか思わないの?」
「何いきなり。」
楽屋に戻るやいなやそんなことを聞いてきたテヒョン。
まぁさっきのAの発言が原因なんだろうけど。
「私可愛いからさ、誰のものになるとかっていう概念がそもそもないんだよね。だって私が誰か特定の人のものになったらみんな悲しむでしょ?」
HS「真顔で言えるお前を尊敬するよ.....。」
TH「じゃあさじゃあさ、メンバーの中だったら誰がいい?」
「えー?メンバー??」
あからさまに嫌そうな顔をするA。
なんだよ俺たちの何が不満なんだよ。
JK「やっぱ俺ですよ、だって1番頼もしいし。」
「お前私の好きなところ言えんのかよ。」
JK「.............。」
「.....え、ガチ?ガチでなんも出てこない系??」
うわショックだわーお前一生彼女出来ないわー、なんて言いながらソファーに座るA。
「んー、強いて言うならユンギオッパかな。」
YG「は?」
いきなり名前を呼ばれて、思わず声が上ずる。
JM「なんで?どのへんが?」
ありえないでしょ!?というような顔で質問攻めするジミン。おい、俺の何がダメなんだよ。
「だってユンギオッパ、ほっといても自分で生きてそうだから、手が掛からなそう。」←
NM「あー。」
俺はペットか何かか。ナムジュン何納得してんだよ。
JN「Aが結婚する時、複雑な気持ちだろうなぁ。」
YG「ジジイになってますよ。」
Aと弟達が未だに恋愛について語り合っている姿を、遠くから眺めるジニヒョンと俺。
俺もジジイじゃねぇか......?(今頃)
ふと、Aのウエディングドレス姿を想像してみる。うん、顔はいいから映えるな。
その隣に並ぶのは誰なのか。俺の知ってるやつか、全く知らない奴か。
はたまたメンバーだったりして。それもそれで複雑だな......。
(.......俺だったり。)
想像しようとしてやめた。多分それは絶対ないな。
馬鹿みたいに大口開けて笑うAを見る。
多分この愛しい気持ちは、恋愛的なものじゃない。これまで何度も疑ったけど、結局それらしい感情になることもなかった。
「ユンギオッパー、ユンギオッパはやっぱり背景透けるくらいの色白熟女がいいの?」
YG「なんでだよ。」
少なくともお前が結婚するまでは独身でいてやる。
そこまで考えて、"もしも"を考えている自分の矛盾さに、呆れて笑ってしまった。
(もしもお前が結婚できなかったら、俺がもらってやる。)
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有彩色(プロフ) - ひづるさん» え、じゃあこれからもユンギさんどんどんキャラ崩壊させていきますね!!笑コメントありがとうございます!!! (2019年12月13日 19時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
ひづる - ジミンちゃんが、泣いてるってわかった後のユンギがキャラ崩壊しててツボった笑 (2019年10月16日 18時) (レス) id: 5fe477aae7 (このIDを非表示/違反報告)
有彩色(プロフ) - 名無し37124号さん» 想像出来ますよね笑甲高い声で叫んでそう笑 (2019年9月16日 20時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
名無し37124号(プロフ) - ジンニムほんまにゴキブリにごま油かけたら倒せると思ってそう笑笑 (2019年9月15日 21時) (レス) id: 3dc0e5d69b (このIDを非表示/違反報告)
有彩色(プロフ) - なーなーRMさん» 遅くなってすみません!!喜んでもらえて本当に良かったです!!!! (2019年9月14日 23時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:有彩色 | 作成日時:2019年8月29日 19時