紅一点ですが優しくされる気配がありません 2

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JM Side





「朝からの吃り声は毎回殺しに来てると思う。その後の糸目からの「おはよう」はもう少女漫画ですか？って感じなのね。私服に感想言ってくれるのもジミンだけだし、お風呂先に入っていいよって言ってくれるのもジミンだけだし、てか基本的に優しいのジミンだけだし？」




JM「ヌ、ヌナ....！/////」



「だいたいジミンはギャップが激しいんだよね。いつも天使みたいにニコニコしてるくせに、ダンスはくそエ ロいし、目付きだけで妊娠させる気ですか？って感じだし。ドSのジミンとか想像しただけでもう吐 血なんだけど。」







(.......こ、これ以上は、僕が耐えられない.......！！)



JM「つ、伝わったよ！！十分伝わった！！」

「え？これだけで？まだまだ行けるよ？」



JM「いや！もういい！もう大丈夫！！」





えー？そう？と、残念そうな顔をするヌナ。





結果、ヌナの僕への愛は重すぎる。




本当に愛されてるのか、とかちょっと疑った数分前の自分を殴りたい。


お前気持ち悪いくらい愛されてるよ.......。





「じゃあ脱退もしない？」



JM「うん。.....ていうか嘘なんだ。本当は。」




「うん知ってる。」


JM「え」




なんだ、バレてたのか。




「だってメンバー想いのジミンが脱退とかする訳ないもーん。」





JM「.......まぁ、そうだけどさ.......。」



「あと、私がいない生活考えられないでしょ？」



JM「....」







本当に重いのはどっちなんだろう。
勝手に独占欲を働かせてしまう僕の方なのか。


実は僕がヌナから離れられないのか。






「あ、待ってジミン。その顔めちゃくちゃ可愛い。写真撮るから動かないでね！」









.......最後までAヌナは謎すぎる。

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