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YG Side
自分の部屋でくつろいでいると、控えめなノックが聞こえてきた。
「オッパ、今大丈夫？」
YG「あぁ。」
Aだとは思っていなかったので、少々声が上ずった。
「おじゃましまーす。」
おずおずと遠慮がちに入ってきたA。
普段俺の部屋に来ることなんかないので、なんというか違和感がある。
YG「珍しいな。」
「.......うん。実は大事な話があって。」
.......ジミンに「朝起こしに来なくていいよ」と戦力外通告されたのか。それかジミンが尊いことをやったから、その感想を言いに来たんだろうか。
「あのね、私ね。」
悲しそうな顔をして上目遣いでこちらを見るA。
YG「.....オネダリとかやめろよ。今月結構使っちゃったから。」
「いやちげーよ。」
いつも通りのツッコミを真顔でかましてきたAは、あっやべ、みたいな顔をしてまた真顔に戻った。
これ絶対なんか企んでるだろ.....。
Aは鎖骨に手をやり、なぞる素振りを見せながら、
「私、脱退しようと思ってる。」
絶対嘘だな。←
こいつ嘘つく時自分の鎖骨触る癖あるの分かってねぇな。(強い)
てかもう顔でわかるわ嘘だって。(強い)
バレていないと思っているのか、何も言葉を発さない俺をじっと見つめるA。
YG「..........本気なのか？」
だから俺もちょっと面白くなって、こいつのクソみたいな出来心に少し付き合ってやろうと思った。
「本気だよ。」
YG「.....そうか。」
緊張した様子で俺を見つめるAの右手腕を掴んで、自分の方に引っ張る。
「ギャッ！？」
そのまま肩を軽く押すと、いとも簡単に床に仰向けになったA。
「.......ん？ん？」
いきなりのことに状況把握ができていないのか、アホ面をかましてくる。
YG「......脱退するってことは、もうお前はメンバーじゃねぇし、アイドルでもねぇし、普通の女になるってことか。」
「.....え？ちょ、」
起き上がろうとするAの両腕を頭の上で押さえつける。
「OKOKユンギオッパ！！理性保って！私が可愛いのはわかるけど今はその時じゃないと思うよ！」
その時じゃないってなんだ。いつかその時が来んのかよ。
YG「お前が一般人になってくれて丁度いい。俺のこれまでの我慢も晴らせるからな。」
顔面蒼白になっているAを見下ろしながら、冗談だとバラすタイミングを図っていると、
TH「ユンギヒョン〜！イヤホン貸して〜.......え？」
.......タイミング逃しすぎた。
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有彩色(プロフ) - ひづるさん» え、じゃあこれからもユンギさんどんどんキャラ崩壊させていきますね！！笑コメントありがとうございます！！！ (2019年12月13日 19時) (
レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
ひづる - ジミンちゃんが、泣いてるってわかった後のユンギがキャラ崩壊しててツボった笑 (2019年10月16日 18時) (レス) id: 5fe477aae7 (このIDを非表示/違反報告)
有彩色(プロフ) - 名無し37124号さん» 想像出来ますよね笑甲高い声で叫んでそう笑 (2019年9月16日 20時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
名無し37124号(プロフ) - ジンニムほんまにゴキブリにごま油かけたら倒せると思ってそう笑笑 (2019年9月15日 21時) (レス) id: 3dc0e5d69b (このIDを非表示/違反報告)
有彩色(プロフ) - なーなーRMさん» 遅くなってすみません！！喜んでもらえて本当に良かったです！！！！ (2019年9月14日 23時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有彩色
| 作成日時：2019年8月29日 19時
