東京卍リベンジャーズ (ページ3)

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Resort ページ3

アッくんを、ドラケンを、ヒナを助けたい。
そのために、なんとしてでも愛美愛主との抗争を止めなくては。
決意を新たに固めた武道は、とある空き倉庫に向かった。

「またテメーか」

「引っ込んでろカス」

キツい言葉を浴びせられながらも、意を決して踏み込む武道。

「愛美愛主との抗争、止めませんか？」

「……は？」

覚悟を決めてそう口にした武道だったが、そんな彼の言葉を冷たくあしらうのはマイキーだけではなかった。

パーちんは武道の髪を乱暴に掴むと、地面に投げつけた。

「消えろ。これ以上喋ったら殺す」

「愛美愛主と抗争はダメっす…。東卍はハメられてるんです」

するとパーちんは、喋りを止めない武道に腹を立て、無理矢理立たせて何度も殴った。

「じゃあ誰がオレの親友ボコったんだよ。誰がソイツの女レイプしたんだコラ！！！」

「わかんねーッスよ。でもッ」

必死に訴える武道。

「やめろパー」

「お前の話は分かった。愛美愛主とやる。」

「オレ退けないッスよ！！！」

葵の制止の声で一瞬落ち着いたパーちんだったが、マイキーの決定であろうとも食い下がる武道に再び拳を振り上げた。

しかし、

「何すんだよドラケン」

ドラケンが止めに入った。

「…タケミっちが退かねーって言ってんだ。少し愛美愛主調べてみてもいいんじゃねーの？」

ドラケンはマイキーに冷静にそう持ちかけたが、マイキーは低い声で言った。

「オマエ、東卍に楯突くの？」

「あ？」

二人の間に凍てつくような空気が流れる。

「やめろってお前ら。なんでそうなるんだよマイキー」

葵がすかさず、揉めるツートップをなだめたそのとき…。

「内輪モメしてるトコ悪ぃーんだけどさぁ、愛美愛主愛美愛主ってよー、ウチの名前連呼すんのやめてくんねー

中坊どもがよ━━━」

「長内！！！」

今まさに話題に上がっていた人物が颯爽と現れた。

「オラアッ」

早速殴りかかったパーちんだったが、いとも簡単に返り討ちにされてしまう。

「愛美愛主に喧嘩売るって聞いてなぁ

こっちから出向いてやったワケ♡」

長内が指を鳴らすと、それを合図に愛美愛主のメンバーがゾロゾロと入ってくる。

「戦争だぁ♡」

『愛美愛主との抗争は、すべてのキッカケです』

直人は確かにそう言っていた。

「(ヤベェ！！！どうしよう！！？)」