天竜人なんて、、 (ページ19)

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ポカポカした暖かい日。今日、両親は遠くへ出掛けA宮と使用人だけで暇だった。

無駄に広いお城をプラプラ歩いていた。

(あっ！そうだ！あの抜け穴まだあったはず！)

A宮は忙しすぎて忘れていたあの抜け穴を思い出し城の地下室へ向かった。

(良かった～まだあったわ、小さくてもう通れないわね)

ﾌｨﾈｽﾄﾗ!! ﾄﾞｶﾞｧｰﾝﾖｲｼｮｯﾄ

A宮は小さかった抜け穴を大きくして秘密の通路を通って行った。

貴『やっぱり素敵ね!!』ﾆｺﾆｺ

A宮は街を探索していた。どこも賑わっていて笑顔が堪えない街である。一通り街を探索し、港の方まで来ると少しボロい居酒屋があった。どこのお店よりも賑わっていて気になったA宮は中を覗いた。

ｶﾞﾔｶﾞﾔ

貴(何かしら？)ﾁﾗｯ

海賊｢｢｢｢｢｢かんぱーーい！！！｣｣｣｣｣｣ﾜﾊﾊﾊﾊ

海｢それじゃあいつものいくかぁ！！｣

｢｢｢｢｢おぉーーーー！｣｣｣｣｣

｢｢くぞぉ〜せーn！｣｣

｢ちょっと待ったァ！お客さんだぜェ｣

貴『あ、いゃ、』
(どうしよう。見つかっちゃった、逃げなきゃ、
う、動け足！！)

海｢おいでや！嬢ちゃん！！｣

貴『へっ？』

海｢海賊に興味あんだろ？じゃあおいでや｣ﾆｺ

A宮は恐る恐る中に入っていった。

海｢こっち座んな！！｣

貴『ぁ、ありがとう』

海｢じゃあ仕切り直しもっかい行くぞォ！！｣

｢｢｢｢｢｢｢おぉぉーーー！！！｣｣｣｣｣｣｣

｢せーーのっ！｣

♪。.:＊・゜♪。.:＊・゜♪。.:＊・゜

ヨホホホーヨウホホーホー
ヨホホホーヨウホホーホー

ビンクスの酒を届けにゆくよ
海風気まかせ波まかせ〜
塩の向こうで夕日も騒ぐ
空にゃ輪をかく鳥の唄〜
・
・

♪。.:＊・゜♪。.:＊・゜♪。.:＊・゜

海｢｢｢｢｢ワハハハハ！！｣｣｣｣｣

｢最高だなぁ！｣

｢やっぱりいいなぁ！！｣

｢海賊と言えばこれだなぁ！｣

｢お嬢ちゃんも海賊になるなら覚えときな！｣ﾆｶｯ

貴『うん！覚えておくわ！すごく素敵だった』ｷﾗｷﾗ

海｢海賊になる気満々だなぁ｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

貴『いつか海へ出たいわ』ﾌﾌｯ

海｢あぁ！自由でいいぞぉ！｣

｢海の上に規則なんてくだらねぇものはねぇからな！｣

｢｢｢｢｢｢｢ワハハハハ！｣｣｣｣｣｣

貴『ねぇ海賊さん、、私も海賊になれるかな、、』

海｢当たり前だ！！｣

｢じゃあ海賊嬢ちゃんにかんぱーい！｣

｢｢｢｢｢｢｢かんぱーい！！！｣｣｣｣｣｣