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橙side
家にあげた次の日からシゲは変わった。
関わらへんかった奴にも関わって、ヤンキーとかには喧嘩を売って絶対に勝った。
しばらくしてみんなシゲに従うようになった時、シゲが初めてクラスのみんなに命令した。
赤「照史は俺の親友やから。何があっても照史に手を出すな。」
『『はい!!』』
みんなその命令に従う。仲良くはするけどシゲが来たらシゲに譲って、俺がシゲのとこに行く時は場所を教えてくれたりする。
シゲと仲良くするうちにシゲと弁当食べてたらシゲの弁当も作る事になった。
シゲには自分で作ってって言うけど、ほんまは結構嬉しい。シゲの事が好きやから。
「シゲ、急いで食べんでも唐揚げは逃げへんで」
赤「照史はもう食べ終わってるし、唐揚げちゃうくて、照史が逃げるかもしれへん」
「何言ってんねん。逃げるわけないやろ」
赤「ほんま?じゃあ、ずっとそばにおってな。」
「はいはい」
赤「じゃあ、照史はこれから俺の彼女やからな」
「はいはい…ん?え、、」
赤「はいって言ったな!付き合うてくれるんやな」
シゲらしい告白やな。
こうゆうとこも好きやで
「はいよ。じゃあ、シゲは俺の彼氏やな」
「おう!めっちゃええ響き!」
無邪気で5歳児みたいだけど男らしいって…
惚れ直してもうたかな。
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作者名:拓美 | 作成日時:2020年7月24日 22時