今日:22 hit、昨日:11 hit、合計:53,208 hit
小｜中｜大
・ ページ24
黄side
照史から話を聞いた。今までどれだけ辛かったんやろ。俺に出来る事があるかはわからへん。
それでもなんかしてやりあげたい。
「照史、15日は俺も休む。必ずそばにおるから。」
橙「あかん、俺のせいで淳太くんに迷惑かけるのは嫌や。自分でなんとかするから。」
自分でなんとか出来るはずない。こんな生活をずっと続けるなんて照史が苦しいだけやん。
「一人で引きこもるな。俺は迷惑なんて思ってへん。俺がそばにおりたい、照史を助けたい」
橙「俺なんかを助けてくれるん？」
助ける。俺が、照史を、
一ヶ月後…
今日は15日…俺と照史は仕事を休んだ。
あの部屋で照史は横になっている。
そんな照史の手をそっと握った。
橙「淳太くん…ありがとう」
いつもとは違う雰囲気を持つ照史に、鼓動を打つ。
大体わかる。俺は照史を好きになったんかな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 83人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：拓美 | 作成日時：2020年7月24日 22時
