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橙side
黄「照史！？大丈夫か？体は！」
「淳太くん？」
目を覚ますと淳太くんがおった。
今起きたって事は24時を過ぎたはずや。なのに淳太くんがおる…不思議に思って時計を見ると22時だった。
「え、なんで、だってまだ10時やん…」
そんなはずないやん。今までこんな早く起きる事なかったはずや。
なんだか嬉しかった。涙が出て、苦しい。
涙が頬を伝っていくのを感じる。
黄「どうしたん？なんで泣いてるん？」
「淳太、くん！！俺、いつも眠ったまま、起きられへん。つらくて、苦しくて…」
黄「大丈夫や、俺がおるから。」
淳太くんは俺を抱きしめてくれた。背中をさすってくれた。凄く幸せに感じる。いつもこんな事なかったはずなのに、このまま時間が止まればええのに…
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作者名：拓美 | 作成日時：2020年7月24日 22時
