橙色とWEST２ (ページ19)

今日:25 hit、昨日:11 hit、合計:53,211 hit

・ページ19

橙side

いつもやったら淳太くんが優しく話を聞いてくれる。
でも今日は濵ちゃんがおって、はっきり言えへんかった。でも、俺の中のなんかが濵ちゃんの一言で動いた。

紫「照史、隠さんでええから」

隠す…その言葉が俺にぴったり当てはまってて、濵ちゃんはそれをしないでええって言ってくれた。
胸の奥底にしまってた気持ちが溢れる

「おれ、みんなの力になれてへん…いつも足引っ張ってばっかりや。ごめん…」

紫「謝らんで、照史がおらんと成り立たへんから。足も引っ張ってないし、頑張ってくれてるってわかってるで、照史は優しいからみんな照史が好きなんやで。俺らみんなで＂ジャニーズWEST＂なんやから」

ジャニーズWESTって聞くのが辛い時があった。その中に俺は入っててええのかわからへんかったから。
なのに今聞いた時、心が晴れたような気がしたんや。

「濵ちゃん、ありがとう。俺、もう少し頑張るから」

紫「そうやな！じゃあ、俺が膝枕したるで！ほら、おいで！！」

俺はソファに座る濵ちゃんの膝に頭を乗せた。
のんちゃんの言う事がやっと分かった。
細くて骨でゴツゴツしてるのに、なんか落ち着く。