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橙side
少し寝たけど目が覚めた。
流星が俺のおでこにキスをしとって、でもウィッグのせいで直接キスはされへんかった。
起きるタイミングを失って寝たフリをしてたら流星が俺に話しかける。
好きなんて言われたから顔に熱が集まる。
流星は部屋を出て行った。
「俺だって、好きや。なんで気付かへんの…」
1人が寂しい。待っててなんか言われても、待てるわけないやろ。
「流星、どこおんの?」
青「あ、照史…おはよ、こっちやで」
流星はスマホをいじってたけど、スマホを置いて俺を手招きする。
招かれた俺は流星の方へ行って隣に座った。
「流星、俺って女装似合わへんで。体もゴツいし、どうしても顔が男やから。」
青「そんな事ないで、照史はかわええよ」
「俺らって付き合ってるん?」
青「俺なんかが照史に釣り合うわけ…」
「今まで手を繋いだりしたんはなんで?俺と一緒に寝れるんはなんで?俺、流星の事好きやのに…」
こんなん届かへん。
流星が好きでも無理や。
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作者名:拓美 | 作成日時:2020年7月24日 22時