Orange and WEST (ページ17)

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少年たち（緑×橙）ページ17

緑side

橙「神山！てめぇ！」

「何や、やるか？」

いつも通り喧嘩をする。
桐山はほんまに俺のこと嫌いなんやろな。

『神ちゃん、そんくらいにしとき。』

「分かった。覚えとけよ」

橙「それはお前や」

みんなはこんな光景を見て、
そんな嫌いなら無視すればええやんって思うかもしれへんけど…ちゃうねん。

赤「何でみんなそんな喧嘩すんねん…」

「分からん。何でやろな」

ほんまに分からん。俺にはちゃんと理由があるから他は知らんわ。

「のんちゃん、流星、濵ちゃん、ちょっと…」

「「「はぁ…」」」

俺はいつものように3人を呼ぶ。
今日は気分もええし、シゲにも言おう。

「シゲ、他の奴は知らんけど、俺にはちゃんと桐山に喧嘩うる理由があんねん。」

赤「？なに？」

「桐山…いや、あっくんのこと好きやねん」

赤「へ？ん？」

桃「またや～、いつもいつも桐山の魅力語られるこっちの身にもなってや」

「そんなん言っても、可愛いからしゃーないやん」

そう、あっくんはまさに天使って感じでほんまにええ子やし、かわええし、大好きや！

「この前なんかな！みんなに隠れて花に水あげてんの見たんや！可愛いやろ！」

紫「あーはいはい。せやなー、可愛いなー」

「何や濵ちゃん、狙ってるん？」

紫「ちゃうわ！それより何であいつなん？あいつと神ちゃんは敵同士やん」

俺やって、最初は嫌いやったし、好きでも認めないようにしてた。

でも我慢しないって決めたんや。