検索窓
今日:7 hit、昨日:12 hit、合計:1,428 hit

鎌倉5《44》 ページ44

鎌倉デート当日僕達は新幹線のキップ売り場前で待ち合わせする。
前日に彼女と決めた服を着て待ち合わせ場所に向かうと少し前に梨華が歩いているのがわかった。
僕は小走りで彼女に追いき「梨華、おはよう」と声をかけると梨華が「龍之介、おはよう」と言った、もうお互い呼び捨てもなれてきて普通に呼べるようになってた。
梨華は僕の方が年上なのにあまり気にしないでニコニコ喋る「龍之介、ごはん食べた?」

「何も食べてないよ」

「じゃあ、売店でサンドイッチ買って新幹線で食べよ」

「オーケー!」って言って手で合図しお店に入って適当にサンドイッチとドリンクを買い待ち合わせ場所に向かう。

もう祐樹達は僕達の来るのを待っていた。
碧さんがキップを買ってくると言うので僕は財布からお金を出し「これで二人分お願い」碧さんに渡した。

「龍之介、いいの?私の分まで」
「はい」と答えると前に居た祐樹が「梨華さんと出会ってから榎本全然変わったよ、昔の榎本見せてやりたいよ」と言って笑った。
碧さんがキップを買って戻ってきて「行きましょうか」と言って歩きだし改札を抜け新幹線に乗る。

彼女がみんなにサンドイッチとドリンクを配った。
碧さんが「梨華、気が利くぅ…サンキュー!」と言うと「私じゃないよ、龍之介がみんなにって」

「梨華が好きになったのなんとなくわかるよ〜榎本さんごちそうさま」と言ってサンドイッチを食べながら二日間の日程を簡単に喋り始めた。(さすが仕切り屋碧さんの本領発揮)

鎌倉着いたら初めに鶴岡八幡宮に行く。
参道を歩きながら団子やソフトクリームなど食べ歩きする。
鶴岡八幡宮を参拝して駅に向かう途中でバームクーヘンのお店でバームクーヘンを食べ、そのあとレンタサイクルで自転車を借りてサイクリングね。
途中報国寺で抹茶を飲み和菓子を食べ、ここから一気に瑞泉寺まで行き庭園を見て癒されるようと思う。
帰りに千花庵で十割そばを食べて駅に帰る
そして江ノ電に乗って江ノ島に向かい水族館、恋人の丘に行き旅館に行く。
一応これが一日目ね
発表した後碧さんが「質問?」あるって聞いたけど、三人ともあっけにとられて、梨華が「碧、食べてばっかり」と言うが僕は「碧さんにお任せしたからそれで意義ないし」と言った。

二日目は旅館でみんなで決めるからね。

三人共うなずき僕達の鎌倉デートが始まった。

鎌倉6《45》→←鎌倉4《43》



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りたのすけ | 作成日時:2019年8月3日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。