story94 ページ2
使用人さんらしき人物がどこかへ行って約10分
やけに遅いなぁなんて思ってたら、
玄関のドアが開いた。
「……すみません。
お嬢様が熟睡してまして……
もしよければお上がりください」
出てきたのはさっきの声の使用人さん。
若い女性だと思っていたが、
年配の女性だった。
声ってすげぇ。
「おぉ？りかばぁ!?」
「あら！その呼び方はキヨくんね？
最後に見たのは高校三年生の時かしら？大きくなって!! お嬢様の言う赤メッシュバカってまさかとは思ってたけど……」
「どうやら俺の事らしいな……」
話を聞くとりかばぁこと、梨香子さんは
Aさんがまだ北海道に住んでいた頃から使用人として冨谷家に務めているらしい。
Aさんが上京すると同時に梨香子さんも着いてきたそうだ。
キヨは赤メッシュバカに相当ショックを受けているようだった。
口は笑っているが目は笑っていない。
こわ。
「さぁ、キヨくんも黒髪イケメンくんも早く上がってちょうだい。体が冷えてしまっては私がお嬢様に怒られてしまうわ」
りかばぁが俺の肩を叩いたことでやっと気付いた。
俺とキヨの肩には雪が積もっていた。
そして、りかばぁはいつまで俺のことを
“黒髪イケメン”と呼ぶのだろうか。
正直やめてほしい。
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UMA-ゆーま-(プロフ) - 珀さん» ありがとうございます!! フジさんも喜んでらっしゃることでしょう！はい！ご期待に答えられるよう精一杯頑張らせていただきます☆ (2016年4月1日 1時) (
レス) id: 3a0d98263e (このIDを非表示/違反報告)
珀 - フジ大好きです。ストーリーの流れが面白い!!これからも頑張って下さい！ (2016年4月1日 1時) (レス) id: 4e91473b26 (このIDを非表示/違反報告)
UMA-ゆーま-(プロフ) - ハルさん» コメント、そして感想ありがとうございます!!!!フジさん面白いですよね♪ (2016年3月28日 0時) (レス) id: 3a0d98263e (このIDを非表示/違反報告)
ハル - フジさん好きなので嬉しいです。更新待ってます！面白いです！ (2016年3月27日 10時) (レス) id: d2e5c6b74c (このIDを非表示/違反報告)
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