個性事故！幼児化した斑鬼！ ページ3
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「簡単に言っちまえば個性事故だ。誤って個性が発動してしまったのが偶然近くにいた斑鬼にかかったらしい。個性は"退行"、見たもの触ったものを退行させる個性」
「じゃあAさんはその個性にかかってしまって小さくなった……」
「ということになる」
相澤は取りあえず席に座った皆を見て息を吐く。個性の時間は六時間、現在は九時なので、午後の三時頃元に戻る。
「今日の授業はなしにしておく。おまえらで斑鬼の面倒を見とけ。俺も仕事が終わってねえし丁度いい、人助けだと思ってやってみろ」
「｢｢はい！！｣｣」
皆は相澤の言葉に意気込んで返事をした。
今日、雄英高校ヒーロー科の生徒は小さな女の子をお世話します。
相澤が斑鬼を教卓の上に置き職員室へと戻ったあと、皆は小さくなった斑鬼に夢中だった。斑鬼は八百万に作ってもらったサイズぴったりの制服を着ている。
「はぁ〜！小さいAちゃんかわええ！！」
「ほっぺもちもち！斑鬼かーわいぃ！！」
「癖毛特有の髪はそのまんまなのになんでそんな髪サラサラなの」
「Aちゃんだっこしていいかな！？」
特に女子たちからの人気は絶大である。斑鬼の周りには女子たちが集まり、円となって可愛がっていた。
「これじゃ俺ら近づけねえな」
「まあ斑鬼は普段ミステリアスな感じするからあんなの無いもんな！俺も正直撫でてェ！」
「羨ましいぞ斑鬼ィ……女子たちに囲まれてキャッキャウフフしやがってェ……オイラも小さくなればああなるのかよ！？」
「峰田はそれ以上どう小さくなるんだよ」
一方、男子たちは女子たちがいるため近づけず遠くから眺めるのみである。だが見れるだけで満足している人も多いそうで、優しい眼差しで彼女たちを見つめていた。
だが、そんな平和はすぐに壊れる。
「お、おねえさん……だれ？」
今まで物静かにしていた斑鬼が、涙を流し泣いてしまった。
時差で不安が来たのだろう。斑鬼は泣く事や表情を変えることが滅多にない。詳しくは表情筋痛くなるからだが。
その為、斑鬼の泣き顔など見たことの無いA組一同はギョッと慌てる。
「わぁー！Aちゃん泣いちゃった！！」
「えっと……えぇーっと……どうしよー！！」
「おかあさぁぁん！ッ…うッ……えぇぇん……！」
女子たちは大慌てになりながらも大急ぎで斑鬼を泣きやませようと色々手を尽くすが、一向に泣き止む気配はない。
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夢桜(プロフ) - 爆豪勝己推しの170号さん» ありがとうございます！爆豪くんは子供には優しいという勝手な解釈ですが良かったです！ (2020年3月4日 10時) (
レス) id: 505f8e7c76 (このIDを非表示/違反報告)
爆豪勝己推しの170号 - すごく面白かったです！！可愛い夢主ちゃんと、子供に甘いかっちゃん、からのドSっぽいかっちゃんがもうドストライクでした！！ (2020年3月4日 10時) (レス) id: f0a3f7da78 (このIDを非表示/違反報告)
夢桜(プロフ) - 爆豪勝己推しの170号さん» ありがとうございます！幼児化了解致しました！！ (2020年2月19日 9時) (レス) id: 505f8e7c76 (このIDを非表示/違反報告)
爆豪勝己推しの170号 - いつも楽しく読ませてもらってます！ 幼児化お願い出来ますか？ (2020年2月18日 22時) (レス) id: f0a3f7da78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢桜 | 作成日時：2020年2月18日 6時
