301話 ページ38
斑鬼turn
あの後、それ以降黙り込んでしまった爆豪くんに引っ張られて共にプールサイドへと上がり、変わらずとわたわたしているクラスの皆のところへと互いに戻った。
彼女らが急いでいたことからその間の時間は指摘されず、スムーズに着替えを済ませ帰宅する事が叶う。
「あーあっ、クラス屈指の強個性持ち三人の戦いが見れると思ったのにぃ！」
「個性2つ持ちチートイケメン轟くん。
センス抜群個性強力！不良才能マンの爆豪くん。
頭脳派に加えギャップのある増強型個性持ち緑谷くん！
いい試合になると思ったのになー！！」
「まあ仕方ないよ。
相澤先生が来たからには逆らえないし」
芦戸ちゃんと葉隠ちゃんはこれからという時に決勝を邪魔されたからなのかここにはいない相澤先生へ向けて文句を垂れ流すが、そんな二人を正論で慰める耳郎ちゃん。
「でも楽しかった！
また皆で行きたいねー！」
「そうね。
また行きましょう」
だが、皆揃って楽しかったという事に変わりはないようで、またいつか共に遊びへ行こうと次の予定が企てられつつある。
「では、次に皆さんとお出かけする際私がプランを立てますわ！」
「マジ！？ヤオモモ楽しみにしてるよ！！」
「ヤオモモの場合海外飛ぶとか平気でしそうって思うのはウチだけ？」
「カイガイッ！？」
「……ありそうだから否定ができない」
次に行く場所は未定だが、この様子だと凄いところへひとっ飛びっていうのはありえるかもしれないようだ。
「じゃあ電車もあるし、ここらで解散！！」
「皆気をつけて！！」
「お茶子ちゃんもね」
「もちろん！」
「また学校で」
そう賑わっていたのもつかの間であり、近くの駅へと着いた時に電車の時間等もある為私たちはここで一斉解散。
互いに手を振り、無事に帰れることを願い帰宅となった。
「……あっ」
私はカードを通し、階段を降り、途中でタイミング良く通学路として使用している電車が止まっている事に気が付き少々急いで乗る。
間に合い電車の中へと入れば、人はわんさかいるという訳でもすっからかんという訳でもなく空いている席は至るところにあるので、私は適当に座り暇潰しとしてイヤホンを耳にはめ音楽を聞く。
それでも、彼女らといた時間よりは音が小さい。
私はその間、ただただ現実の音を遮断し人の奏でた音を鼓膜へ伝わせていた。
〘次は＿＿……＿＿。
お出口は、＿＿＿＿〙
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夢桜(プロフ) - 獅音さん» コメントありがとうございます！申し訳ありません、大っ変嬉しい言葉なのですが現在は文面等を修正中の為非公開とさせていただいています！今週中には直し公開へと戻す為、それまで気長にお待ちしていただけると嬉しいです！ (2021年5月31日 7時) (
レス) id: 505f8e7c76 (このIDを非表示/違反報告)
獅音 - パート6のパスワードが知りたいです (2021年5月31日 5時) (レス) id: 7f54062a6d (このIDを非表示/違反報告)
夢桜(プロフ) - 紫蝶月さん» コメントありがとうございます！！それは完全に私のミス……！ご指摘ありがとうございます！！すぐに修正いたします！！ (2020年10月31日 20時) (レス) id: 505f8e7c76 (このIDを非表示/違反報告)
紫蝶月(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます。誤字があったので確認お願いします。BチームとなっていたのですがCチームだと思います。確認お願いします。 (2020年10月31日 19時) (レス) id: 19734b52bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢桜 | 作成日時：2020年10月27日 17時
