295話 ページ32
斑鬼turn
「もちろんおまえもなぁ！！半分野郎！！！」
爆豪くんの矛先は轟くんにまで行き渡り、壁に座っている彼にも宣言。言われた本人はジッと爆豪くんを見るだけ。
「テメェも参加しろや斑鬼ィ！！
体育祭で直に殺れなかった分、ここでぶっ潰してやるよ！！！」
「やらないよ……？」
そして最終的に私へ飛び火。
もちろん男子だけの対決なので参加するはずもなく、切島くんに抑えられている爆豪くんを無視して私たちは役割分担を行った。
といっても時間はかからなかった為、スターターはヤオモモちゃん、審判は私が行うと決定。
「それでは位置について」
早速始まる対決。
最初のメンバーは上鳴くん、爆豪くん、口田くん、常闇くん、峰田くんの五人だ。
「よーい！」
ホイッスルが鳴ったと同時に四人はプールへと飛び込み泳ぎだす。
ただ、その中で一人泳いでない者が。
「爆速ターボ！！！」
空中で両手を爆破させながら進み、即座に端へと辿り着き着地したのは爆豪くん。
「どーだこのモブ共！！！」
「"どーだ"じゃねえ！！」
「泳いでねぇじゃねえか！！！」
ただ大批判の嵐。
もはやプールが関係ないのでただのレースとなっていた。
「自由形っつっただろうが！！！」
「斑鬼どうなんだよコレ！反則だろ！！」
ただ爆豪くんの言うとおり自由形。
個性を使っているし人へも建物へも危害を加えていない為、一応はルールを守っている爆豪くんを反則と見なし退場させるのは理不尽になるだろう。
「……うん、ありで」
「ハッ！！！」
そう思い判定をありとすれば、切島くんや瀬呂くんが爆豪くんを睨み、睨まれた爆豪くんはその二人を見下すように嘲笑った。
「位置について」
まあそれは放っておいて次だ。
メンバーは轟くん、青山くん、瀬呂くん、切島くん、砂糖くんの五人。
「よーい！」
ホイッスルが鳴ったと同時に皆飛び出した。
私が爆豪くんの件をありと見なしてしまったからなのか、テープで向かう瀬呂くん、ビームで向かう青山くん、氷で悠々と進む轟くんの三人はもはや泳いでいない。
誰がゴールするかはまだ分からなかったが、青山くんが一秒以上ビームを発射してお腹を下し崩れ落ちる。それに瀬呂くんが巻き込まれ二人がダウン。
その結果、一番進んでいた轟くんが端へと最初に到着した。
「｢だから泳げってェ！！！｣」
悪気はないんだろうがまた批判の嵐。
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夢桜(プロフ) - 獅音さん» コメントありがとうございます！申し訳ありません、大っ変嬉しい言葉なのですが現在は文面等を修正中の為非公開とさせていただいています！今週中には直し公開へと戻す為、それまで気長にお待ちしていただけると嬉しいです！ (2021年5月31日 7時) (
レス) id: 505f8e7c76 (このIDを非表示/違反報告)
獅音 - パート6のパスワードが知りたいです (2021年5月31日 5時) (レス) id: 7f54062a6d (このIDを非表示/違反報告)
夢桜(プロフ) - 紫蝶月さん» コメントありがとうございます！！それは完全に私のミス……！ご指摘ありがとうございます！！すぐに修正いたします！！ (2020年10月31日 20時) (レス) id: 505f8e7c76 (このIDを非表示/違反報告)
紫蝶月(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます。誤字があったので確認お願いします。BチームとなっていたのですがCチームだと思います。確認お願いします。 (2020年10月31日 19時) (レス) id: 19734b52bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢桜 | 作成日時：2020年10月27日 17時
