294話 ページ31
斑鬼turn
「それでは、だいぶ体も動かしましたし休憩に致しましょう！」
「はーい！！」
「っあぁ〜！！チョー楽しい！」
一通り水の中で遊ぶことをし終え、私たちは現在休憩タイム。
プールの端に置いてあるタオルや飲み物を手に取り、雑談混じりに水分補給を行っている。これは水の中で遊んでいるからと怠っていいことではない。
「……ねえ、向こうの方なんか騒がしくなってない？」
そんな中、一際男子陣の方が喧しい事に気づいた芦戸ちゃんの声が響き皆反応する。
「あっ、爆豪くんが来たからか……かな？」
それにいち早く反応した麗日ちゃんがその方向へ視線を向ければ、爆豪くんが切島くんに抑えられながら暴言を吐いている姿。
麗日ちゃんは言葉を詰まらせ、私たちも原因を理解し呆れ半分でその光景を見ていた。
「わあ！すっごい悪人面！！」
「相変わらずのみみっちさ……」
葉隠ちゃんや耳郎ちゃんにまでこう言われる始末。一応は距離があるからこそ聞こえないものの、対面で言ったら爆破されることは間違いないだろう。
「ねえねえヤオモモ。
なんか男子の皆メラメラし始めてない？」
「メラメラ……ほんとですわ。
何か行うのでしょうか……」
「あ、だったらさ！
タイミング的にも丁度いいし、お手伝い行ってみない？」
「……あ、対決っぽいことするみたい」
「尚更！！！」
芦戸ちゃんや麗日ちゃんがヤオモモちゃんに提案している最中、手をバチバチ爆破させている爆豪くんと怯えまくっている緑谷くんの会話を個性で聞いた耳郎ちゃんが言うなら確実なんだろうと思った葉隠ちゃんも賛成。
その調子で耳郎ちゃんや蛙吹ちゃんが賛同してしまい、その場で反対するわけもなく結局のところはお手伝いをするぞと決まった。
「みんな！！男子全員で誰が50mを一番速く泳げるか、競争しないか！！？」
「おぉ！」
「面白そー！！」
「やろうぜ！」
彼らを見ていると耳郎ちゃんの聞いた通り本当に行うらしく、私たちは指揮をとり男子陣のモチベーションを上げている飯田くんの元へと向かう。
「飯田さん、私たちもお手伝いしますわ！」
「ありがとう！」
ヤオモモちゃんが私たちを代表して伝えた事に飯田くんは喜んで承認し、他の皆へルール説明を始めた。
「個性は？使っていいの？」
「学校内だから問題はないだろう。
ただし！人や建物に被害を及ぼさないこと！」
「……ぶっ潰してやるよデク！！」
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夢桜(プロフ) - 獅音さん» コメントありがとうございます！申し訳ありません、大っ変嬉しい言葉なのですが現在は文面等を修正中の為非公開とさせていただいています！今週中には直し公開へと戻す為、それまで気長にお待ちしていただけると嬉しいです！ (2021年5月31日 7時) (
レス) id: 505f8e7c76 (このIDを非表示/違反報告)
獅音 - パート6のパスワードが知りたいです (2021年5月31日 5時) (レス) id: 7f54062a6d (このIDを非表示/違反報告)
夢桜(プロフ) - 紫蝶月さん» コメントありがとうございます！！それは完全に私のミス……！ご指摘ありがとうございます！！すぐに修正いたします！！ (2020年10月31日 20時) (レス) id: 505f8e7c76 (このIDを非表示/違反報告)
紫蝶月(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます。誤字があったので確認お願いします。BチームとなっていたのですがCチームだと思います。確認お願いします。 (2020年10月31日 19時) (レス) id: 19734b52bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢桜 | 作成日時：2020年10月27日 17時
