267話 ページ4
斑鬼turn
「……」
そのもう一人は、相澤先生の言葉に反応し赤外さんの後ろから現れる。その子は髪が赤く癖っ毛、そして頭は蛇の女の子だ。
「ケロ……」
「っ！」
「ケロ……！」
「あぁ……！」
「梅雨ちゃん！」
「羽生子ちゃん！」
人見知りなのかと思った矢先、顔を出し蛙吹ちゃんと目があった途端彼女らはお互いを抱きしめる。
ほんの数秒で何が起きたと言いたいけど、この反応からするに知ってる子なのかな。
「梅雨ちゃんの友達？」
「なんだろう、すごくハラハラするぞ……！？
ネイチャー的に……」
まあ知らなかったら抱きしめるなんてしないよね。二人の周りはほわほわと喜びの空気だし、恐らく長い間会っていなかった友達なんだろう。
そんな二人の再開を温かい目で見ていると、先程までずっと黙りこくっていた藤見くんが動く。
「万偶数！
雄英の奴なんかと仲良くしてんじゃねえ！」
「おい今なんつった！？
二流以下のクソ学生が！！」
だが、それは決して友好的な事ではなく嫌悪の意味を込めての言葉。それに過剰反応したのは爆豪くん。
席を立ち上がり完全にやる気だ。
「まずいよかっちゃん……！」
「黙ってろクソナード！！」
それを止めようとする緑谷くんだが、爆豪くんが聞いてくれるはずもない。
案の定蹴られて終わった。
「そういうおまえも黙れ」
「っ〜！！！」
だが、その暴君を一言で沈める相澤先生は本当に強いと思う。
暴れんとしていた爆豪くんが渋々席に座ったと同時に、基礎学を始める予鈴が鳴る。
「時間だ。
全員コスチュームに着替えて、グラウンドΩに集合。
飯田、勇学園の生徒たちを案内してやれ」
「承知しました！！」
道案内を飯田くんに任せ、相澤先生は一足先にグラウンドへと向かった。その間も藤見くんと爆豪くんの睨み合いは終わらない。
「似た者同士……気が合わないのかな」
「斑鬼さん……それ今の二人に言ったら駄目だからね……？」
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夢桜(プロフ) - 獅音さん» コメントありがとうございます！申し訳ありません、大っ変嬉しい言葉なのですが現在は文面等を修正中の為非公開とさせていただいています！今週中には直し公開へと戻す為、それまで気長にお待ちしていただけると嬉しいです！ (2021年5月31日 7時) (
レス) id: 505f8e7c76 (このIDを非表示/違反報告)
獅音 - パート6のパスワードが知りたいです (2021年5月31日 5時) (レス) id: 7f54062a6d (このIDを非表示/違反報告)
夢桜(プロフ) - 紫蝶月さん» コメントありがとうございます！！それは完全に私のミス……！ご指摘ありがとうございます！！すぐに修正いたします！！ (2020年10月31日 20時) (レス) id: 505f8e7c76 (このIDを非表示/違反報告)
紫蝶月(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます。誤字があったので確認お願いします。BチームとなっていたのですがCチームだと思います。確認お願いします。 (2020年10月31日 19時) (レス) id: 19734b52bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢桜 | 作成日時：2020年10月27日 17時
